1.焼きまんじゅう
群馬っ子のソウルフードといえばコレ!

群馬県民にとって 「焼きまんじゅう」 は、子供の頃から身近にあるソウルフードです。専門店のほか、お祭りやイベントのときの屋台の定番としてお馴染みの群馬名物で、群馬っ子は誰もが「焼きまんじゅうを食べて大きくなった」 と言っても過言ではないくらいです。
焼きまんじゅう屋台

イベントや縁日などで必ず目にする焼きまんじゅうの屋台

「焼きまんじゅう」 とは、ふんわりと蒸した素まんじゅうを串に刺し、炭火で焼きながら甘じょっぱい味噌だれを塗って香ばしくなるまで焼きあげたものです。
自宅でも楽しめる焼きまんじゅうセット

自宅でも楽しめる焼きまんじゅうセットと、焼きまんじゅうラスク (写真中央左)

焼きまんじゅうは他県では見かけることがないため、群馬に行かないと食べられないと思うかもしれませんが、今は自宅で楽しめるお土産用の真空パックも売られています。おいしい焼き方の説明書もあるので、焼き方やタレの濃さを調節して、自分なりの焼きまんじゅうを楽しんでみてください。

また、最近では焼きまんじゅうから派生した 「焼きまんじゅうラスク」 や 「焼きまんじゅうせんべい」 、 「焼きまんじゅうチョコ」 などのユニークなお菓子も人気です。

上州焼き饅祭り

毎年1月11日に伊勢崎神社で行われる「上州焼き饅祭り」

また、毎年1月11日には群馬の伊勢崎神社で巨大な焼きまんじゅうを見ることもできます。これは伊勢崎神社の神事で、神前で直径55センチの大饅頭が焼かれます。饅頭の様に幸せが大きく膨らみますようにという願いを込めて宮司さんが祝詞を奏上し、年男年女が饅頭に思いを込めた文字を書き込む “願い文字の儀” が行われます。 その後、焼きあがった饅頭は福分けとして無料配布されますので、縁起の良い焼きまんじゅうを味わって一年を縁起よくスタートさせてみてはどうでしょうか。
 

2.水沢うどん
日本三大うどんのひとつと言われる群馬の郷土食

小麦の食文化を象徴する群馬の郷土食といえば “うどん” です。煮込みうどんの おっきりこみと並んで人気なのが 「水沢うどん」 です。今から400年ほど前に、伊香保温泉の近くにある水澤観音の参詣客向けに振舞われていたのが起源とされています。良質な国産小麦と塩、そして湧き水で作られているのが水沢うどんの特徴です。
様々な種類のうどんが揃う店内

水沢うどん、ひもかわうどん、上州手振りうどん等、様々な種類のうどんが揃う店内

水沢うどんは、香川の讃岐うどん、秋田の稲庭うどんと並んで “日本三大うどん” のひとつとも言われています。見た目は讃岐うどんと似ていますが、程良いコシと弾力があって、より透明感があるのが水沢うどんの特徴です。水澤観音の近くには数十軒のうどん店があり、どこの店でも一般的には冷たい “ざるうどん” で提供されるのが一般的です。

お土産用にうどんとスープがついたパッケージも人気で、水沢うどんのほかに桐生や館林などの県東部で食べられている平麺の「ひもかわうどん」も人気です。
 

3.群馬名物のユニーク菓子
群馬の野菜「下仁田ねぎ」のチップスや富岡製糸場をイメージさせる「かいこの王国」

ネギづくしのお菓子コーナー

まさにネギづくしのお菓子コーナー

嬬恋の高原キャベツと並んで全国的に有名な群馬の野菜が下仁田ねぎです。そんな美味しい群馬のねぎを使ったご当地お菓子でも人気です。下仁田ねぎのポテトチップスのほか、 「下仁田ネギえびせん」 は、エビの旨みとネギの香りがベストマッチな一品です。お子さんのおやつにも、大人のお酒のお供にも、パリパリが止まらない銘菓です。

リアルなビジュアルが注目されているご当地お菓子

とてもリアルなビジュアルが逆に注目されているご当地お菓子

富岡製糸場が世界遺産に登録されてから、あまりのリアルさに注目が集まったお菓子が、「かいこの王国」 です。ホワイトチョコでかいこを表現した姿は、インスタ映えを通り越して、あまりにリアルすぎるユニークなお菓子です。虫が苦手な方にはおススメできませんが、ホワイトチョコにはクランベリーの酸味がいいアクセントになっていて、桑の葉の部分のチョコには桑の葉パウダーを混ぜてあるなど、随所にこだわりが見られるお菓子でした。

また、温泉王国でもある群馬を象徴するようなユニーク菓子のひとつが 「温泉ちょこれ~と」 です。こちらも露天風呂をチョコでリアルに再現している一品で、男湯(抹茶とカカオ)と女湯(みかんとホワイトチョコ)でフレーバーが違うところもユニークです。何だか食べるのがもったいないくらいの完成度でした。
 

4.隠れた米どころ、群馬のブランド米

あまり知られていませんが、群馬にもおいしいブランド米があります。群馬のお米農家さんによれば、水が良く、土壌が肥沃で日照時間が長い群馬では昼夜の寒暖の差もあり、お米の旨みを引き出す環境が整っているそうです。

群馬のブランド米

雪ほたか(川場村)、小松姫(沼田市)、水月夜(みなかみ町)などの群馬のブランド米

群馬県北部にある川場村(かわばむら)で生産されたブランド米 「雪ほたか」は、日本百名山の武尊山(ほたかさん)から流れる、ミネラルをたっぷり含んだ水と、村のおいしい空気、そして地元の農家の方の努力で大切に育てられているお米です。何でも昔は一般には流通しないお米だったそうで、村人やその親戚などの間で食べられていたそうですが、全国コンクールなどで金賞を連続受賞するなど、その品質の良さが注目されているお米です。

5キロや2キロサイズのほか、持ち帰るのにも便利な300グラムの小さな袋は、まさに嬉しいお土産サイズです。また、観光客に大人気の道の駅「田園プラザかわば」では、このお米を使った “おにぎり” も売られていて、とても人気です。
 

5.群馬の地酒
温泉地の外には流通していない幻のお酒も

群馬の地酒

群馬各地から集められた地酒

お水とお米が良ければ、美味しいお酒があるのも特徴です。関東の水がめでもある群馬は谷川岳などから湧き出る雪解け水のように、豊富で良質な水資源に恵まれています。軟水の水は口触りの柔らかいお酒を造るそうです。また、空気の良い環境は酒造りに重要な役割を果たす酵母などの微生物に悪影響を及ぼさないため、より美味しいお酒が生まれます。

また、群馬には温泉地の外には流通していない幻の地酒もあります。県北西部にある四方(しま) 温泉では、毎年1月の大寒の日に 「湯立祭 (ゆだてさい) 」 というお祭りが開催れれますが、そこで販売が解禁され、無料でふるまわれるのが 「四方の一雫 (ひとしずく) 」です。このお酒は限定醸造で、温泉街の旅館や飲食店でしか飲めないため、幻のお酒を求めて温泉旅に出かける人もいるようです。
 

東京でも楽しめる群馬名物グルメ!

地ビール

群馬の地ビール

麦の産地でもある群馬には10社近い地ビールのメーカーがあります。各地に点在する蔵元をまわるのは大変ですが、東京の銀座にある「ぐんまちゃん家」では様々な群馬の地ビールを味わうことができます。仕事帰りにカウンターで飲むことも可能で、お酒のお供に群馬産和牛のビーフジャーキーや、チーズ類、ぐんま麦豚を使って長期熟成させた生ハムなど、フードメニューもワンコインの500円から気軽に楽しめます。
ぐんまちゃん家

銀座7丁目に移転した 「ぐんまちゃん家」

首都圏と群馬をつなぐスポットとして平成20年に銀座5丁目にオープンした「ぐんまちゃん家」は、2018年7月に銀座7丁目のGINZA SIX近くに移転し、リニューアルオープンしました。東京の中にある群馬スポットとして気軽に地元の味が手に入る便利な場所です。
 

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群馬総合情報センター ぐんまちゃん家
住所 : 〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目10-5 The ORB Luminous 1・2階
営業時間 : 11時~19時(年中無休・年末年始を除く)

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