嗜好の違いを超えてカッコいい!

Corno bluundefinedビスポーク

Corno bluのビスポークシューズの一例です。面構成の緩急に富み、しかも見た目に非常に自然。作り手の個性がしっかり見えながらも、決して出しゃばり過ぎてはいないのが魅力です。これと同じ仕様で税込み36万7500円。2足目以降は33万6000円。(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)

男っぽい硬派な気風を善しとする土地柄だからなのか、紳士靴の世界でも魅力的な人材を多く抱える福岡。その中にあって清角 豊(せいがく ゆたか)氏率いるCorno blu(コルノ ブルゥ)の作品は、色気がありながらもそれに溺れるたり個々の曲線がか細くなり過ぎることなく、靴全体に彫りの深い表情が出るためか、好みの装いのジャンルを超え高い評価を得ていることは、紳士靴好きの読者の方なら当然ご存じでしょう。師匠であるロベルト・ウゴリーニ氏やその多くの門下生の作風とは似て非なる、どこかしら理知的で腰の据わった雰囲気が靴に備わっていて、緻密である一方大らかな温もりも感じさせてくれるのです。

以前ご紹介した時はビスポーク(仮縫い付きのフルオーダー)のみだったCorno bluのメニュー。しかし「もっと多くの方に、自分が手掛けた靴を履いて欲しい!」との清角氏の思いから、ここ1・2年で他のアトリエではまず見られない内容の様々なオーダーを展開するようになって来ています。そして大阪近辺の方にそれらの拡充を実感できるオーダー会が、この夏開催されることになりました。場所はJR大阪三越伊勢丹です。
Corno bluundefinedスリッポンMTO

今年2013年から始まったスリッポンMTOの一例です。伸びやかで非常に洗練された印象! こういう靴をサラッと休日に履ける大人になりたいと素直に思わせてくれる1足です。これと同じ仕様で税込み6万8250円(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)


要は木型をモデルサイズのものから選択する、いわゆる「パターンオーダー」を始めた訳で、清角氏は以前からマシンメイドの靴に対してとても敬意を払っていたので、このような展開は言わば正常進化と言えるでしょう。しかし、前職が「合理的な調整代の確保」が肝心とも言える都市計画コンサルタントの清角氏ですから、そんじょそこいらのパターンオーダーとは着眼点がまるで異なります。具体的には「サイズ」と「デザイン」への取り組み方が、段違いに画期的なのです。

今回のオーダー会で取り扱うメニューについては、次のページで!