いじめで傷ついた心を救うのも自分の心

家庭で出来るいじめで傷ついた心のケア

家庭で出来るいじめで傷ついた心のケア

子供たちの「傷ついた心」を救うために家庭でできるケアをご紹介いたします。

いじめによって傷ついた子供たちは、
  • 人間不信
  • 被害妄想
  • 自信の欠如
  • 自己不信
などの状態に陥ります。自分をいじめた子供や傍観していた子供や大人などの他人のみならず、いじめられた自らの存在まで否定するようになります。ここから脱出させるには、少し厳しい言い方かもしれませんが、子供であっても被害者自信が、気づきを得ないと立ち直ることは難しいのです。

それでは、子供が自分の心の力で立ち直るために、家庭でできることはなんでしょうか。

子供が自分の心の力で立ち直るために

心構えとしては根本的には「自己責任」であり、保護者を含めて周囲としては、その子に立ち直るきっかけを与えていくことが重要となります。ただし、もちろん一番いけないのはいじめ加害者であるという点は忘れずに、それでもいじめ被害者の将来のためにという観点で寄り添ってあげることが必要です。
 

親へのアドバイス

  • ほめる。
何々をしたから偉いというようにほめるのではなく、無条件にほめてあげることが大切です。よく「子供の存在自体をほめる」と言いますが、あなたがいることが私にとってどんなにうれしいことか、また積極的に子供のよい点を見つけてほめましょう。
  • ディベート練習(言い返し、反論、切り返し能力の養成)
一度いじめられた子供にとって、再びいじめられることは恐怖以外の何物でもありません。ただ、初期のいじめは「言い返す」こと、「切り返すこと」で防げることが多いのです。ですから、親子で「言い返し」や「切り返し」の練習をしておきましょう。

例えば
「うざい」 → 「あんたほど、うざくないよ」

「死ね」 → 「人間、みんな死ぬんだよ。知らないの?」

「キモい」 → 「キモかったら、話しかけないでよ」

「臭い」 → 「お風呂入ってるよ。もしかして自分の臭い(におい)?」
などです。

一般的には、オウム返しが一番簡単です。
  • スキンシップ
人間不信に陥っている子供は、抱きしめてあげて人間の体温を感じさせてあげるとよいです。難しかったら、手をつなぐ、肩を軽くたたくなどとにかく子供に触れてあげると安心するようです。恥ずかしがらずに、思い切ってスキンシップをとってあげてください。

・成功体験をつませる。(やってみせて、やらせてみせて、ほめてやる。)

・子供への感謝を深める
以心伝心という言葉がありますが、親が子供に抱いている気持ちは伝わります。紙に子供にしてもらってうれしかったことや、子供がいてくれてうれしかったこと、そして子供自身が困難を乗り切って明るい未来を拓いていくイメージを書き出してみましょう。
 

子供へのアドバイス

子供が自分の心で立ち直るのがカギです

子供が自分の心で立ち直るのがカギです

ここからは、お子様へのアドバイスです。最初からはうまくいかないかもしれませんが、根気強く親子で取り組んでみてください。
 
  • 鏡に向かって、笑う。
  • 自分をほめる
  • 忘れる、気にしない能力を持たせるー人間は同時に二つのことを考えることはできません。何か一緒に別に夢中になれるものを探してあげましょう。
  •  自分の良いところを書き出す-自己肯定感を持たせてあげましょう。
  • 他の人からしてもらったことを一つずつ書き出す。-自己肯定感ともつながりますが、多くの人によって、自分は生かされていると気づくことは、困難に立ち向かう勇気の源となります。
いじめという経験は、とてもつらくて苦しい経験ですが、そこから立ち直ることにより、人より強く、そして優しくなれると信じて大人も子供も心の力で立ち直るよう心がけましょう。

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