麺類はやっぱり太るの? 麺類のカロリー比較!
麺類も賢く選択すれば怖くない??
麺類ならどれも太りやすい食品になってしまうのでしょうか? カロリーの高い麺と低い麺を覚えて、太りやすい麺類・太りにくい麺類について考えてみましょう(オールガイド食品成分表を参照)。
カロリーの高い麺類、低い麺類
パスタはやっぱり高カロリー!
- 即席麺(フライ製法)…458kcal ※乾麺100gの数値
- パスタ…378kcal ※乾麺100gの数値
- ビーフン…377kcal ※乾麺100gの数値
- 即席麺(ノンフライ製法)…356kcal ※乾麺100gの数値
- 春雨…342kcal ※乾麺100gの数値
- 中華麺(生)…149kcal
- くずきり…135kcal
- そば…132kcal
- そうめん…127kcal
- うどん…105kcal
まずは単純にカロリーを比較してみましたが、その製法や原材料、食べるときの調理法などによって実際に摂取するカロリーはだいぶ変わってきます。
春雨はヘルシー
一方ラーメン(中華麺)、パスタ、ビーフン、中華麺などは、麺類そのもののカロリーが比較的高めな上、スープやソース、炒め油などで、油っこい調理をしがちなので、実際に食べる時にはさらにカロリーが高くなります。
また、上位1~5位は乾麺の状態での100gなのでカロリーが高くでているものもあります。それが春雨です。春雨は水で戻すと約4倍に膨らむので、100gの春雨は実際は、約85キロカロリーになり、料理も春雨サラダや春雨スープなど比較的ヘルシーなものが多く、ダイエット中には安心です。
麺類を食べるダイエットの方法は?
麺類を食べる際は、何がカロリーが高く、低いのかを頭に入れた上で、調理法やつけ汁のカロリーも視野に入れてメニュー選びをすると、ダイエット中でも安心して、おいしく食べられます。また、もうひとつ気を付けたいのが食べる時間帯や食べ合わせです。ダイエット中でも太りにくい食べ方や選び方の3つのポイントを紹介します。
1.昼食に食べる
麺そのもののが糖質なので、夜は避けたい。
夜に麺類を食べたくなった場合、あっさりしたうどんやそばなど低カロリーのものを選ぶと良いでしょう。
2.あっさりした味付けで
あっさりしたうどんやそばですが、具なしは避け、野菜も取りましょう。
3.野菜のトッピングを増やす
ついついトッピングしがちなてんぷらなどは、ランチ限定に。
麺類の食事は単品で済ませがちですが、パスタならサラダを一緒にとったり、ラーメンなら野菜をトッピングしたりなどして、野菜の摂取量を簡単に増やせます。体内への吸収を抑えてくれるだけではなく、野菜を食べることで咀嚼回数が増えるので満腹を感じやすくなり、麺類の過食を防げます。
ラーメンで替え玉を頼まないと満腹にならない、パスタの後にデザートを食べないと満足できないという人は、ぜひトッピングを増やしてください。一人前でしっかり満足できるようになります。
麺類はダイエットの敵と思われがちですが、選び方、他の食材との組み合わせ方次第では、ダイエット中でも楽しめる食品と言えます。カロリーが高い麺類と低い麺類を覚えておくだけでも、食事の選び方を工夫できるようになるので、ぜひ、頭に入れておいてくださいね。
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