バルセロナ、マドリードとアンダルシア周遊8日間
青い空に輝く太陽、陽気な人々にフラメンコのBGM、初夏には一面の向日葵畑……。そんなスペインを訪れたいなら、アンダルシア地方と呼ばれる南スペインへどうぞ! けれども中央部にある首都マドリードと、200年以上も建築中の大教会サグラダファミリアがある北東のバルセロナにも行きたい。ここでは、ツアーでなければ無理かと思われがちな欲張りプランを個人で行くお手伝いをしてみます。- 1日目:成田/関空>ヨーロッパの都市>バルセロナ>バルセロナ泊
- 2日目:バルセロナ観光
- 3日目:バルセロナ>グラナダ>グラナダ泊
- 4日目:アルハンブラ宮殿観光>セビリア
- 5日目:セビリア>コルドバ
- 6日目:コルドバ>マドリード
- 7日目:マドリードから成田/関空
- 8日目:成田/関空着
1日目:日本からバルセロナへ
日本からスペインまで直行便はないので、ヨーロッパの1都市で乗り継いでスペイン入りすることになります。その多くは現地の夕方もしくは夜到着。到着日はフラメンコ鑑賞など夜22時以降の予定は入れないようにし、ホテル付近のバルで軽く夕食くらいにとどめておいたほうが、後々疲れが溜まりません。2日目:ガウディ建築巡り
2日目はできれば早起きして朝一(といってもスペインの観光施設はほとんど9時オープンです)からしっかり観光しましょう。一番初めに行きたいのはサグラダファミリア。日本のテレビ番組やCMなどでもお馴染み、アントニオ・ガウディが設計した200年以上も工事中の教会です。4~9月のハイシーズンはチケット購入に長い列ができるので要注意。下手をすると午前中でサグラダファミリアしか行けなくなってしまします。朝9時少し前に行って並ばずに入りましょう。
次に徒歩(約15分)または地下鉄(約5分)でカサミラへ。こちらもガウディ作の世界遺産。内部は家具などが展示されているスペースと、ガウディミュージアム、そして不思議な形の煙突がインパクトのあるテラスが見学可能。ざっと流して1時間半くらいかかるでしょう。特に興味がなければ外観のみ見学してください。
次は徒歩約7分のカサバトリョ。こちらもガウディ設計の世界遺産建築物。昔の富豪の大邸宅です。内部は住宅スペースとして展示されていて見ごたえがありますが、入館料が高め。見学すればやはり1時間ちょっとはかかります。
その後はそのままパセジ・デ・グラシア通りを徒歩で下ってランブラス通りに入り、旧市街へ。カテドラル、王の広場(コロンブスがイサベル女王に会見したと言われる場所)を訪れて、石畳の小道をブラブラしてみましょう。
夕方余力があれば、地下鉄もしくはタクシーでグエル公園へ。夕日とともにバルセオロナの街を見下ろせます。