知っておきたい、スペインホテルの基礎知識

部屋

一概に都市部のホテルは高級ホテルでもスタンダードルームは広くはない

一口に、「スペインのホテル」と言っても、スペインにも様々なタイプの宿泊施設があります。ホテルで過ごす時間も楽しみたいか、それともただ寝に帰るだけでいいのか……など目的によって宿泊施設も考えたいもの。部屋の広さやベッドの大きさなど質に拘るか、価格重視かを最初に決めておきましょう。

この記事では、広くスペインのホテルについてホテルの種類や、予約のコツなど知っておきたいことをまとめまています。バルセロナのおすすめホテルについてはこちらの記事をどうぞ!>>>バルセロナのホテル


スペインのホテル事情

朝食は宿泊料金に含まれている場合と含まれていない場合がある

朝食は宿泊料金に含まれている場合と含まれていない場合がある

どんなタイプのホテルに泊まるにしても、スペインのホテルでまず確認したいのは、バスタブの有無。そして、ツインルームの場合のベッドがシングル2つかダブル1つかという点。

前者、日本人には欠かせないバスタブですが、スペイン人は湯船につかる習慣がないので、いくら高級ホテルでもバスタブのないデザインの部屋がたくさんあります。ベッドも同じく! スペインでは夫婦やカップルは大抵ダブルベッドなので、予約の際には気をつけましょう。ツインルームがないホテルは少ないと思いますが、ダブルルームのほうが多いので、早めの予約は必須です。

朝食も重視したい場合は、気になるホテルのサイトなどで念入りにチェックしたほうがいいでしょう。5つ星はビュッフェスタイルの場合が多いですが、3つ星だとトーストにジャムやバター、コーヒーか紅茶とオレンジジュースというコンチネンタルスタイルのところが多いです。難しいのは4つ星で、各ホテルのコンセプトにより差があります。

ホテルのアメニティは、4つ星以上なら大小タオルにバスローブ、歯ブラシ、歯磨き粉、櫛、シャンプー、シャワージェル、髭剃りは必ず揃っています。シャンプーとジェルはちょっと洒落たものを用意している高級ホテルも多いですが、基本はシンプルな見た目で使いやすい、品質を重視したもの。スペインの水は硬質のため、髪がぱさつきやすいにも関わらず、トリートメントはないところが多いので、日本から持参して行くほうが賢明かもしれません。

チェックインの時間は一般的には14時、チェックアウトは12時ですが、飛行機の到着が夜になる場合など、前もって到着時間を告げておけば全く問題ありません。また14時より早く着いても部屋の準備ができていれば部屋に入れます。もし無理な場合でもスーツケースは預かってくれます。

スペインのホテル料金・予約の注意点

スペインのホテルにかかる税金(IVA)は10パーセント。ウェブなどに記載されている料金は、この税金が含まれたものとそうでないものがあるので、しっかり読んで確かめましょう。ホテルのサイトは大抵英語でも表記されているので、英語が分かる人は直接サイトから予約するのが最もてっとり早い! そしてなおかつ、万一トラブルがあった際にもたらい回しにされた挙句、泣き寝入り……なんてことが起こりにくいと思います。が、近年は利用者の評価が見られるなど、利点があるためホテルの予約サイトもよく利用されています。

なお、以下で説明していくホテルのグループごとに、おすすめの予約サイトもあわせてご紹介していきます。ご参考にどうぞ!

【関連サイト】

パラドール

パラドール

エストレマドゥーラ地方のパラドール。朝食がとれるカフェスペースも味がある

旅行者なら一度は泊まってみたいのが、パラドール。修道院や城など、歴史的、文化的施設を改装した国営ホテルです。スペイン中に約90箇所あり、それぞれに特徴が異なるので旅行中に1泊は組み込んでみたいもの。パラドールは広大な敷地を配するものが多いので、町の中心から少し外れた所にあることも少なくありません。中心地からのアクセスなども考慮しましょう。また、パラドールのレストランは宿泊客以外にも開かれているので、予算などの都合で宿泊が無理な場合も、食事のみでも楽しめます。パラドールの宿泊料金はホテルと比べると比較的高めですが、新しいものもあればとても古いものもあり、設備も様々。エレベーターがないところも多いので、事前によく調べてみてください。

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高級ホテル

ベッドがツインがダブルかの確認をお忘れなく

ベッドがツインがダブルかの確認をお忘れなく

スペインの高級ホテル(5つ星、4つ星)は、選ぶのが大変なくらい、各地にたくさんあります。大きく分けるとタイプは2つ。エレガントでクラシックな雰囲気の、アンティークの木調のインテリアなどを配した歴史あるホテル(例えばホテルリッツなど)と、こちらで流行のミニマリズムを取り入れた、シンプルでモダンなブティックホテル(例えばホテルOMM)です。歴史ある重厚なヨーロッパ風のホテルを堪能したいなら前者、新しくて斬新なタイプが好きなら後者のホテルを選ぶとよいでしょう。

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中級ホテル 

シャワーのみのバスルームも多いので、バスタブの有無の確認を!

シャワーのみのバスルームも多いので、バスタブの有無の確認を!

スペインの中級ホテル(4つ星、3つ星)は、ブティックホテルをもっと小規模にし、インテリアなどにチープ感のあるものと、日本のいわゆるビジネスホテル風のホテルに分かれます。シーズンによりますが、価格の目安は70~120ユーロくらい。マドリッドやバルセロナなど大都市はもちろん、中都市でもイベント開催時は満室だったり宿泊料金が跳ね上がります。旅行の日程が決まったらすぐにホテルを抑えましょう。

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アパートメントホテル

部屋にキッチン、冷蔵庫、電子レンジなどがあるアパルトオテル

部屋にキッチン、冷蔵庫、電子レンジなどがあるアパルトオテル

スペイン旅行中でもお米を炊いたり、自炊をしたいと思う人にぴったりなどが、キッチン、冷蔵庫付きのアパートメントホテル(スペイン語ではアパルタオテルと言います)。外観は普通のホテルで、レセプションなどホテルのサービスもありますが、部屋にキッチンが付いるホテルです。このアパートメントホテルの中にも4つ星、3つ星、2つ星と様々なランクのホテルがあるので、価格や外せない点を踏まえたうえで、じっくり選びましょう。

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民泊

テラス

現地の人の家に住むように滞在するスタイルも人気

近年増えてきたのが、アパルタメントという、普通のアパートメントの一室、もしくはワンフロアーを1日~数ヶ月の長期で借りられるタイプ。住むように暮らせるのが最大の魅力ですね。お子さんも一緒の家族旅行やグループ旅行、長期滞在者におすすめです。ただ、部屋の鍵の開閉やガスコンロ、洗濯機の使い方など説明が必要なので、英語でコミュニケーションが取れないと少し難しいかもしれません。また、最低2泊、3泊~というアパルタメントもあるので予約の際には注意しましょう。スペインでは近年違法の民泊業者を取り締まっています。利用する場合は、正規の業者を通じて部屋を借りましょう。

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ゲストハウス

干すたる

ゲストハウスといってもホテル並みのものからドミトリーまで様々

以前のユースホテルなど、若者に人気の価格の安いホテル。スペイン語ではオスタルとも呼ばれます。宿泊料金は都市にもよりますが、一泊50ユーロ以下で抑えたいならゲストハウスを探しましょう。個室ばかりのゲストハウスもあります。他の宿泊者と共有のスペースがある場合が多いので、情報交換など交流もはかれるかもしれません。

【関連サイト】
  •  Booking.com(Guest houseで検索するとたくさん出てきます)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。