コンセプトは「プラチナシップ」 船のような洗練のデザイン
免震構造を採用 水辺にはテラスを設置
販売センターで、パークホームズ品川ザ レジデンスの完成模型を見ました。建物は、板状型の免震構造採用の16階建て。敷地の形状をプランニングにも活かし、東面、南面、西面に住戸を配置した配棟計画になっています。建築家佐藤尚己氏をデザイン監修に起用したファサードデザインは、水辺に浮かぶ船を模したよう。南面の船首のようなデザインは、印象的な仕上げになるようにあえて付加したとのことです。コンセプトに「プラチナシップ」を掲げているように、水辺に面した固有のロケーションの魅力を共用施設にも採り入れています。二層吹き抜けのエントランスホールには、カモメをイメージしたアートを設置。青山ブックセンターと提携したライブラリーラウンジの先のキャナルラウンジは、ガラス越しに水辺を感じる空間。その先は連続してキャナルテラスとなり、水辺の光や風を感じる憩いのスペースです。テラスと連続して施設を設けているのも特徴で、パーティールームとパーティーテラス、キッズルームとキッズテラスなど明るく開放的な空間に仕上げています。
アウトフレーム設計 耐震壁採用で、スッキリした住空間に
「スマートマンション導入加速化推進事業」に採択
同マンションの住戸プランニングは、70平米台の3LDK中心。アウトフレーム工法と耐震壁を採用することで、柱型や梁の出っ張りを抑えスッキリした住空間に仕上げています。運河に面した東向きや南向きの住戸はもとより旧海岸通りに向いた西向き住戸も上階の一部の住戸からは運河を望めます。モデルルームでは、3階住戸からの眺望写真が展示されています。水辺が身近なためか3階であることを感じない開放感です。住戸が2階以上に配置された同マンションの価格設定は、階数による景色の差異が大きくないため同列の階数価格差の設定も小さいとのことでした。
さらに、同マンションで注目なのが環境・エネルギー対応。Low‐Eエコガラスや節水トイレ、LED照明はもとより、エネルギーマネジメントシステム「HEMS・MEMS」を導入し、経済産業省がスマートマンションの普及を目的に行う「スマートマンション導入加速化推進事業」にも採択されています。この事業に採択されるのは、事業主である三井不動産レジデンシャルの主幹事物件としては、同マンションが初となります。
太陽光発電パネルでの発電量や共用部の使用電力量を「MEMS(マンション・エネルギー・マネジメント・システム)」によって見える化。電力需給ピーク時には、共用部の空調を自動制御し、共用部における最大使用電力と電気料金を抑制します。
住戸内の「HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)」では、電力需給のピークを把握し、提携商業施設の優待サービスや電気料金の支払いに使えるポイントなどをピークカットのインセンティブとして付与を行うなどします。
昨年12月下旬からの資料請求件数は既に3,000件超、モデルルームの来場件数も600組を超える同マンション。第1期の最多販売価格帯は5,900万円台となっており、ほとんどの住戸が開放感があることを考えるとリーズナブルな感じもします。将来性も期待できる品川駅徒歩11分の免震マンション。湾岸エリアのタワーマンションとは違った良さを感じます。都心近郊で探すカップル層やファミリー層の方には、お薦めしたいマンションです。