48のカーブが名称の由来!急な勾配とカーブが続く道
栃木県の日光市の市街地と、男体山の麓に広がる中禅寺湖を結ぶ唯一の道路です。各々2車線で、上りを第二いろは坂、下りを第一いろは坂と呼び、片側通行の坂道が続いています。「いろは坂」の名称は、第一いろは坂と第二いろは坂の2つの道にある48のカーブを、「いろは」の48音に例えたことに由来します。全長15.8キロにわたって急な勾配とカーブが続きます。
国道120号の一部でもある道路の沿線は、日光国立公園のエリアに含まれ、春は新緑、秋は紅葉など四季折々の彩りで包まれます。特に紅葉の美しさは全国的に知られ、例年10月中旬から11月上旬のシーズンには、各地から紅葉狩りをする人が訪れます。そのため、この期間は必ず渋滞してしまいます。
街中で渋滞してしまうと、どうしてもイライラしてしまうものですが、いろは坂は自然の中の道です。のんびりした気分で、紅葉を眺めながら走れば、しっかりと目の保養をすることができます。空いている時期であれば、自然の緑の中のヘアピンカーブを、自慢のハンドルさばきと、ドライビングテクニックで快適に走り抜けることができます。
途中には、黒髪平と明智平の2つの休憩所が設けられています。明智平ではロープウェイに乗って展望台に行けば、そこからは関東平野が360度の大パノラマが広がります。
■いろは坂
住所:〒321-1661 栃木県日光市中宮祠
電話:0288-54-1111
通行料:無料
HP:www.nikko-jp.org/perfect/chuzenji/irohazaka.html(日光観光協会ホームページ)
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