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iPhoneで使えるオーディオインターフェイス

Camera Connection KitやLightning-USBアダプタを使うことでiPadで利用可能になるオーディオインターフェイスはいろいろありますが、iPhoneでも利用できるのはごく少数。ここではそれを可能にする3つの機材をピックアップしてみます。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

Made for iPadを取得しているiTrack Solo

iTrack Solo

iTrack Solo

登場した順に紹介していくと、まず2012年に登場したのがイギリスのFocusriteの製品、iTrack Soloです。Focusriteといえば、プロのレコーディング用機材をいろいろと手がけてきた老舗であり、一般ユーザーにはとても手が出せないブランドというイメージのところでしたが、最近は手ごろなオーディオインターフェイスをいろいろとリリースしており、話題となっています。

そのFocusriteがリリースしたのがiTrack Soloです。実売が18,000円以下。Amazonだと15,000円を切る価格というもので、基本的にはWindows、Macで利用可能なUSBのオーディオインターフェイスです。

ギター入力用、マイク入力用の端子を1つずつ装備するとともに、リアにはRCAでのライン出力を装備し、24bit/96kHzで動作するコンパクトなオーディオインターフェイスです。

しかし、これ、単なるUSBオーディオインターフェイスではなく、リアパネルにある専用の端子に付属ケーブルを接続することで、iPad、iPhoneで利用できるようになっているのです。

パッケージには「Made for iPad」のロゴがあり、Apple推奨のデバイスとなっているわけですが、iPadだけでなくiPhoneでも使えるというのが大きなポイントです。

30PINのDOCKに接続するタイプのケーブルですが、もちろん、Lightning-30PINアダプタを使うことでiPhone5でも使うことが可能となっています。またAbleton Live Lite 8がバンドルされているという点も見逃せないところですね。

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