フィンランド/フィンランド基本情報

フィンランドの両替(2ページ目)

2013年現在、フィンランドの通貨はユーロ。日本または現地で両替のできる場所について、さらに、現地のお店の事情を踏まえた効率のよいお金の持ち出し方について紹介します。

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

現地のATMでユーロ紙幣を引き出すには

Otto

スーパーマーケットやショッピングモール内だけでなく、買い物通りに面した路傍でもよく見かけるATM、Otto

現地で、国際キャッシュカードなど各種対応カードからユーロ紙幣を引き出したい場合は、24時間対応のATM、Otto(オット)が便利。オットは、どんな地方の街にも大概見つかるオレンジ色のロゴカラーをしたATMスポットで、スーパーの横やショッピングモールの中、繁華街の路面などで頻繁に見かけます。

カードを挿し、簡易英語ガイダンスにしたがって暗証番号と希望額を入力すれば、簡単に現金を引き出すことができます。屋外の通りに面したマシーンでは、暗証番号が漏洩しないよう周囲の安全性を確かめながら利用してくださいね。

 

フィンランドでは、クレジットカードが何より便利

クレジット社会

首都圏か地方都市かにかかわらず、街なかではクレジットカードを使えないお店を探すほうが難しい

旅行者が現地で支払いする際の手段として、現金、T/C(トラベラーズチェック)、クレジットカードが挙げられますが、このうちT/Cはフィンランドでの普及率は低く、換金可能な場所がすぐに見つかるとも限らないのであまりおすすめしません。バスやトラムの運賃支払など現金でしか対処できないシーンもあるので、常にある程度の現金は携帯しておきたいですが(コインや少額紙幣を特に)、多額の現金を持ち歩くのはかえって危険。

そこで知っておきたいのは、フィンランドは高度カード社会であるということ。たとえキオスクで1ユーロ程度のものを買う場合にも、クレジットカードでの支払いは決して珍しいことではなく、店員さんに嫌がられることもありません。つい使いすぎてしまうというデメリットを自分でコントロールできるなら、多額の紙幣よりはカードのほうが盗難対策も容易で、なおかつ便利といえるかもしれません。VISAやマスターカードなら大概のお店で使え、かつICクレジットカードの読み取り機が普及しています。

もちろん、万が一の盗難や、何らかの事情で自身のカードがうまく機能しない可能性も踏まえて、現金とカード利用とをバランス良く組み合わせて旅先のショッピングを楽しんでくださいね。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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