チワワ太平洋鉄道の駅案内
車掌とホームで列車を待つ人々の姿
- チワワ (Chihuahua)チワワ州の州都、チワワ市(Ciudad Chihuahua)にある始発終点の駅。
- クアウテモック (Cuauhtémoc)ドイツ系移民によるメノナイト教の世界最大規模のコミュニティがあり、その信者たちにより発展した酪農地帯。おいしいチーズの特産地。
- ラ・フンタ (La Junta)
- サン・フアニト (San Juanito)
- クリール (Creel)メキシコ政府観光局お墨付きの魅力的な観光地=プエブロ・マヒコ(魔法の村)に指定される町。
- ピトレアル (Pitorreal)
- ディビサデロ (Divisadero)駅のホームから銅峡谷の絶景を眺められる。普通、特急列車ともにここで15分停車し、乗客たちは降りて風景を楽しむ。
- ポサダ・バランカス(Posada Barrancas)ディビサデロから、たった4kmの位置にある駅。峡谷と山間部の両方の景色が望める。
- サン・ラファエル (San Rafael)
- クイテコ (Cuiteco)
- バウィチボ (Bahuichivo) 先住民族タラウマラのコミュニティがある、セロカゥイ(Cerocahui)やウリケ峡谷 (Cañon de Urike)に行くために降りる駅。バウィチボからテモリスにかけて断崖、峡谷、滝やたくさんのトンネルなど、車窓の風景が面白い。
- テモリス(Temoris)
- ロレト (Loreto)
- エル・フエルテ(El Fuerte)プエブロ・マヒコ(魔法の村)に指定されるコロニアルなシナロア州の町。
- スフラヒオ (Sufragio)
- ロス・モチス (Los Mochis)シナロア州ロスモチス市にある始発終点の駅。シーフードが有名な太平洋岸の町。
旅のプランと、おすすめスポット
タラウマラの女性と銅峡谷
ディビサデロ駅
ただ、3日という旅程も可能は可能ですが、ゆっくり、その土地の自然や人々に近づいてみるのがおすすめです。チワワ太平洋鉄道の旅の醍醐味は途中下車にあります。ルートのなかでも、プエブロ・マヒコ(魔法の村)に指定されているふたつの町、クリールとエル・フエルテや、銅峡谷のど真ん中にあるディビサデロ、またはポサダ・バランカス(ディビサデロとポサダ・バランカスの距離は約4kmしか離れていないので、どちらかを拠点にするのがおすすめ)は、ぜひ泊まりで訪れたいスポットです。
せっかくの鉄道旅行を始発から終点まで、じっくり味わいたいものですが、なかには、ゆっくり走る列車の長い旅に退屈してしまう人もいるようです。そんな人には、日没後の風景が楽しめない部分のルートをショートカットするのも手。
チワワから出発してロス・モチスへむかう場合は、エル・フエルテまでは列車を利用し、そこからバスに乗り換えてロス・モチスまで行き、ロス・モチスから出発してチワワへむかう場合は、クリールまでは列車を利用し、そこからバスに乗り換えてチワワまで行く、というふうにすれば、時間を短縮することができます。