ヘアケア/ヘアケアの基本

年代別!髪のトラブルとヘアケア術

年齢と共に輝きを失っていく髪。いつまでも同じケアをしていては美しい髪を保つことは出来ません。年代別の陥りやすいトラブルと、その対処方法をご紹介します。

田村 マナ

執筆者:田村 マナ

ヘアケアガイド

年齢と共に変化する髪のトラブル

ヘアケア

スキン髪も年齢と共に変化する状態に合わせてケアを変える事が大切

年齢と共にハリ・コシ・ツヤを失っていく髪。髪も肌同様、加齢とともに衰えトラブルの内容は変化していきます。

スキンケアはクレンジング、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックなど、多くの方がお肌の状態に合わせて使うアイテム数や手順を細かく変えています。

一方ヘアケアは使うアイテムは変わっても基本的な日々のケア方法は「シャンプーとコンディショナーだけ」という方がほとんど。

ヘアケアもスキンケア同様、ケア方法を年齢と共に変化する髪の状態に合わせて変えていかないと、トラブルを解決する事は出来ません。


トラブルを引き起こさない為の先手のケア

スキンケアでは出来てしまったシワを取り除くことよりも、シワが出来ないように日々のケアを行うほうが、かかる時間やコストが少ないことは当たり前ですが、それはヘアケアも同じ。

症状があらわれてから、あわててケアするよりもトラブルにならないよう、事前に予防をしておくことが美しい状態を保つためには大切です。

特に髪は自己修復機能を持たない死んだ細胞。ダメージを自ら修復することのできる肌と違い、髪は症状が悪化するといくらケアしても元には戻りません。

年代毎の髪の状態や陥りやすいトラブルを把握して、先手のケアをすることが肌以上に髪は大切なのです。


20代までのトラブルの原因のほとんどがダメージ

ダメージ

20代までのトラブルは髪が生えた後に与えたダメージが原因

20代までのトラブルの原因のほとんどがパーマやカラー、ヘアアイロン、スタイリング剤などの使用による、髪が生えた後に与えてしまったダメージが原因。

髪は痛みやかゆみを感じないのでダメージを与えても気づきにくい部位。症状が出てからでは手遅れの場合も多いので、自覚症状が無くても日々のケアで与えてしまったダメージを取り除いてあげる事が大切です。

【枝毛・切れ毛】
残念ながら1度枝毛や切れ毛になった髪は元に戻すことは出来ません。ですからダメージがまだ浅い時にトリートメントやコンディショナーなどで修復してあげる事が大切です。

カラーやパーマなどをしていなくても、紫外線やドライヤーの熱、摩擦で髪はダメージを受けています。与えてしまったダメージはその日のうちに取り除いてあげることがポイント。

【パサつき】
トリートメントやコンディショナーをしているのに髪がパサつくという方は、与えている以上に潤いを失っているので「コンディショナー+トリートメント」や「洗い流すトリートメント+あらない流さないトリートメント」などのWケアが効果的です。

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