日本人も使いやすい手帳フォーマット
中の手帳用紙に使われているものはイタリア製の紙。イタリアの老舗製紙メーカー、フェドリゴー二社によるもの。平滑性があり、きめも細かく、紙にこだわる日本人ユーザーにもすんなりと受け入れられそうな紙質だ。気になる手帳フォーマットはマンスリーのカレンダータイプのみという潔さ。しかも日本の祝日がちゃんと日本語で表記されているのがうれしい。後半は多目的に使えるドット方眼のノートになっている。
スケジュール紙面は、すべて共通のマンスリーフォーマット。
日本の祝日がちゃんと日本語で印刷されている。
表紙を開くと、年間カレンダーがある。
世界の祝日を一覧にしたページ。このページを見て必要に応じて海外の祝日を自分で書き入れることができる。
専用アプリを使い紙面をデジタルで読み込めるようにもなっている。
手帳メーカーが他の分野の企業とコラボするというのは、これまでも見かけることがあった。今回ユニークなのは、手帳メーカー同士のコラボであるところ。イタリアのデザイン性、そして日本のユーザーに使いやすい紙面フォーマットを融合させたということで、これはなかなか面白い位置付けの手帳になっていた。
「カンタカルタ」はこの秋から販売が始まるという。
「カンタカルタ」 B 6サイズ。160ページ。各税込み2310円。
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