毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の下ごしらえ・保存法

葉生姜の保存方法・選び方・食べ方・栄養効果

今回ご紹介する野菜は葉生姜。谷中生姜(やなかしょうが)という品種が有名です。おいしい葉生姜の選び方と食べ方、保存方法、栄養情報をまとめてご紹介します。ぜひご家庭で扱う時に参考にしてください。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

葉生姜とは? どんな野菜?

葉生姜の保存方法・選び方・食べ方・栄養効果

ハウス栽培のおかげで通年出回っていますが、一番おいしいのは夏です!

<目次>
  葉生姜って、どんな生姜なのかご存知ですか? 葉生姜は、夏にかけて出回る、若くて葉のついた生姜です。そういった品種の生姜があるの?と思ってしまうところですが、これは収穫時期による呼び名です。新生姜ができた後、葉が伸びてくるので、まだ若い生姜と葉を一緒に収穫したものなのです。よく食べられている品種に「谷中」があるので、谷中生姜と言えば分かる人もいるのではないでしょうか。その他、根の大きさや栽培法によって矢生姜、筆生姜、はじかみなどの呼び名があります。

葉生姜は食用部分は生姜の部分なので、葉を切り落とし、生でそのまま食べることができます。色白の生姜の部分は、皮が薄く、繊維質が少ないのが特徴的。茎につながる部分はほんのりピンク色で、鮮やかな緑色の細長い葉との色合いの対比が実に美しいです。生姜自身は水分が多く、果肉は柔らかいものの、カリッとした歯ごたえがあり、穏やかな辛みが魅力的です。味噌などをつけてそのままかじったり、甘酢漬けにして食べるとおいしいです。

葉生姜の選び方

選ぶときは大きさと色を要チェック! 食用部分は小指大ほどで、茎がまっすぐ伸びているものを選びます。根が乳白色、茎の付け根がはっきりとしたピンク色、葉が緑色で、全体に湿り気があるものが良品です。
 

葉生姜の保存方法

葉生姜の保存方法

乾燥防止するために、湿らせた新聞紙で包むとよりベターです。

乾燥に弱いので、生姜の部分(塊茎)を新聞紙でくるみ、新聞紙から出てしまう葉の部分はビニール袋などに入れて、野菜室で保存します。低温に弱いので、できるだけ早くに食べきることをおすすめします。
 

葉生姜の栄養効果

葉生姜の持つ栄養素はあまり強調できるものはないものの、辛みと香りの効果に期待大。辛み成分のジンゲロールやショウガオールには殺菌・消臭効果、食欲増進、発汗などの作用があります。

また辛みは根生姜の方が強いため、比較すると効果が弱くはありますが、口の中をさっぱりさせてくれるので、食欲が落ちがちな夏にパワーを発揮してくれます。

葉生姜の下ごしらえ・食べ方はコチラ>>


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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