毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜の下ごしらえ・保存法

こごみの保存方法は?下処理・選び方・食べ方を紹介

芽の先がくるりと巻いている、比較的アクの少ないこごみ。こごみの食べ方だけでなく、ゆで方や下処理、保存方法を紹介します。軽く茹でたこごみは、サクサクとした食感を持ち、爽やかな後味がある、爽快感あふれる山菜です。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

こごみってどんな山菜?

こごみ
葉の先がくるんと巻いている「こごみ」
こごみは芽の先がくるりと巻いている、比較的アクの少ない山菜です。ぜんまいとよく似た形をしていますが、綿毛はなく、濃い緑色の軸と葉を持っています。軽くゆでたこごみは、サクサクとした食感を持ち、爽やかな後味がある、爽快感あふれる山菜です。
 

こごみの旬っていつ?

こごみは北海道から九州の林の中に群生しています。主な産地は新潟、山形、群馬、福島、宮城、秋田です。4~5月にかけて摘み取られています。成長が早いので、旬を逃さないようにしましょう。

 

こごみの保存方法・選び方

よいこごみの選び方
アクが少ないので、保存がきく山菜のひとつです
 
  • 先端10cm~30cmがくるりと巻いているものを選びます
  • 保存するときは穴のあけたポリ袋に入れるか、新聞紙にくるんで冷暗所に。乾燥に弱いので、気をつけましょう
  • 3~7日もちますが、気温が高いと腐りやすいので、なるべく早くに食べましょう
 

こごみの美味しい食べ方

山菜の中では、特にアクの少ないものなので、鮮度のよいものなら生でも食べられます。くせのない味わいと、コリコリとした歯ごたえを楽しむ山菜で、ほんのりとしたぬめりがあります。さっとゆでて、サラダやおひたしにしたり、ごま和え・くるみ和えにしてもよいです。その他、天ぷらや汁の実にもぴったりです。

 

こごみの下処理・洗い方について

こごみの下ごしらえ
葉の巻いている部分は特に汚れがたまりやすいです
さっと水洗いしたら、くるりと巻いている部分の汚れをしっかり落とします。沸騰したお湯で1分ゆでたら、氷水に入れて色止めをすると、きれいに仕上がります。
 
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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