映画/口コミでおすすめのサスペンス・ミステリー映画(洋画)

見えない目で悪党と戦う、聡明で勇敢なオードリー

「暗くなるまで待って」は、オードリー・ヘプバーンが盲目の奥さんの役を熱演する、サスペンス映画。見えない目で悪党どもと戦う彼女が、とても聡明で勇敢でチャーミング。サスペンス映画のスリリングさを楽しめるのはもちろんのことながら、オードリーの演技力や魅力も充分に堪能できる映画です。またこの役は主婦なので地味なスタイル、それが余計彼女の演技力を引き立てています。

投稿記事

暗闇の中で展開する攻防戦にハラハラ・ドキドキ!
『暗くなるまで待って』

■監督
テレンス・ヤング
■主演
オードリー・ヘプバーン
■DVD販売元
ワーナー・ホーム・ビデオ

1967年に公開された、アメリカのサスペンス映画「暗くなるまで待って」(Wait Until Dark)。

監督はイギリスの映画監督のテレンス・ヤング。
007シリーズの初期の頃の監督でもあります。

そして主演は、この作品の前に「ローマの休日」でアカデミー主演女優賞を受賞、「麗しのサブリナ」や「ティファニーで朝食を」でもノミネートされた、イギリスの女優、オードリー・ヘプバーンです。

「暗くなるまで待って」は、ヘプバーンが盲目の奥さんの役を熱演する、サスペンス映画。

■あらすじ
ある日夫が、見知らぬ女性から人形を預かってしまったことから、盲目の妻スージー(オードリー・ヘプバーン)は、思いもよらぬ事件に巻き込まれてしまうことに……。

人形に隠されているヘロインを取り戻そうとする犯罪組織の人間達が、彼女が盲目なことを利用し、夫の友人、警察官などを装い人形を探すために家に訪れ、あれこれと彼女を騙し家捜しをする。

しかし、騙されていることに気づいた彼女は、部屋の灯りを次々壊し、自分と同様に視界が効かない状態にして、この危機を逃れようとするが……

■おすすめの理由

盲目のオードリー・ヘプバーンが、危うい目にあうシーンにはハラハラドキドキですが、見えない目で悪党どもと戦う彼女が、とても聡明で勇敢でチャーミング!

怖がってオロオロしているだけではなく、頭の回転が早いので、自分で打開策を考えて行きます。

友人や警察を装って彼女を騙そうとする悪党どもが、えっ!と驚くような切り返しをする所もなかなか素敵です。


ラスト、逃げ場のない家の中で、マッチの光りだけで敵に向かい合うシーンは展開が予想もつかず、手に汗を握るシーンとなり、緊張感が張りつめます。

サスペンス映画のスリリングさを楽しめるのはもちろんのことながら、オードリー・ヘプバーンの演技力や魅力も充分に堪能できる映画です。

オードリー・ヘプバーンというと、華やかなデザイナーの衣装が注目されますが、この役は主婦なので地味なスタイル。

それが余計、彼女の演技力を引き立てていると思います。



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