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阪急リート投資法人

阪急リート投資法人は、商業施設を中心とした総合型の投資法人です。

佐藤 益弘

執筆者:佐藤 益弘

不動産にまつわるお金ガイド

コード:8977
上場日:2005年10月26日
決算月:5月、11月
主要スポンサー:阪急電鉄株式会社

~こんなファンドです~

阪急リート投資法人
阪急リート投資法人は、商業施設を中心とした総合型の投資法人です。
阪急リート投資法人は、商業施設を中心とした総合型の投資法人です。関西圏を投資主対象とする初の銘柄で、スポンサーの強みを生かし大阪中心地の梅田周辺に物件を保有しています。また2007年以降、東京への投資も開始しオフィスビル2棟を取得しています。

当投資法人の最大の特長は、ファンド名にある通り阪急阪神ホールディングスとの協働体制にあります。同グループが有する不動産事業における企画能力及び運営能力を活用、また同グループから物件取得に対するサポートを得て、持続的な成長と中長期にわたる安定的な収益の確保を実現し、投資主利益の最大化を図っていく戦略です。

阪急阪神ホールディングスグループの強みとしては、「ライフスタイル提案力」と「コンテンツ創造力」にあると言えるでしょう。

都市生活者の様々な生活局面における行動のあり方を世に一歩先んじて提供してきており、その経験から得られる企画能力を「ライフスタイル提案力」と呼んでいます。その中には、都市交通事業と連携する不動産開発事業を通じて、また幅広い領域にわたる生活密着型事業の運営者として培った、交通拠点とその周辺における「都市生活者の動線(人の流れ)分析力」も含まれており、これを、商業用施設や事務所用施設等の開発や運営に活用しています。

また、小売業をはじめ演劇、出版、旅行など、人の感性、感動にかかわる複数の業態を直接に企画・運営することで、実際の利用者(エンドユーザーたる消費者)の目線を理解してきました。この経験から得られる企画能力を「コンテンツ創造力」と呼んでいます。その中で培われてきた「消費者ニーズの分析力」は、特に不動産の開発・運営において、新規業態の誘致や回遊性の高い施設づくり、又はエンタテインメント要素のあるフロア開発として結実しています。さらに、「テナントニーズの分析力」は、入居テナントの事業構造や運営スキルの把握の面で活かされ、収益性向上につながっています。

なお、平成20年5月末時点の資産規模は、11物件1,117.7億円(取得価格ベース)となっています。

運用物件と今後の値動きは??>>
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