赤ちゃんの手遊びのおすすめ
<目次>
【ねんね期】 手との出会いの時期の手遊び
新生児が物をつかむのは“把握反射”
まだ自分の意志で動かしはしない赤ちゃんの手にも、豊かな感受性が隠れています。「こどもとこどもがけんかして」という手遊び歌があります。歌を口ずさみながら、小指から薬指、と順番に親指まで、さすりながら軽く引っ張ってあげてみましょう。
こどもとこどもが けんかして
くすりやさんが とめたけど
なかなかなかなか とまらない
ひとたちゃ わらう おやたちゃ おこる
ぶー!(手を優しく握ってあげる)
手の存在をじっと眺める“ハンドリガード”
【首すわり~寝返り期】 感触を楽しむ時期の手遊び
3ヵ月を過ぎると、把握反射ではなく、目の前のおもちゃを自分の意志でつかみたがるようになります。まだ力は弱いですが、ハンカチやタオルを持たせてのつなひきも、楽しめます。引っ張られる刺激で引っ張り返して、と相互の働きかけがある遊びになります。つかめるようになると、色々な素材の感触を、触って確かめようとします。触っては何でも口に持っていき、「これは何だろう」と、なめて確認する時期に突入します。新しい世界を開拓するワクワクする遊びです。寝返りで移動して、思いもよらぬものを手にすることも。口に入れて飲み込む恐れのあるものや、のどや目をつく危険のあるものなどは、周囲から一掃しましょう!
【おすわり~はいはい期】 主体的な遊びが広がる時期の手遊び
赤ちゃんにもめくりやすいボードブックタイプの絵本
積み木やブロックを積み重ねようと、何度も挑戦する姿も増えてきますね。両手に持った積み木をカチカチと打ち合わせて遊び始めるのもこの頃です。少しの時間でも1人遊びができるようになり、お母さんやお父さんにとっても、心の余裕が出てくる時期です。
【つかまり立ち~伝い歩き期】細かい動きが工夫できる頃の手遊び
つまむ、正しく置くなどの細かい動きを使って遊びます
写真のようなおもちゃでも、最初は引っくり返して乗せていた小さな車を、正しい向きに直して乗せて、走らせることができるように。また、新聞紙に少し切れ目を入れて渡すと、切れ目の左右を持ってビリビリ! これは、両手それぞれでつまむということができないと、うまく裂くことができません。ビリビリという音と裂ける感触がツボにはまるようで、新聞紙だらけになって楽しみます。散らかった新聞紙は最後に集めて丸めてテープで留めてボールにし、転がしたり放ったりして遊びましょう。
結構はまる新聞紙びりびり
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