女形から学んでみませんか?

女形から学びたいこととは?

女形から学びたいこととは?

諏内:
役者さんの所作から、私たち女性が学べることはありますか?
堀越氏:
女形は女性らしさを強調するために、正面ではなく常にななめの見せ方をしていますね。
諏内:
ななめ?! すると、今で言う“クロスの法則”ですね。
堀越氏:
それから、肩甲骨をグッと寄せて胸を張るとなで肩に見える。着物で内股で歩くために、半紙を膝にはさんで歩く練習をしているとも言われています。
諏内:
さまざまな努力、私たちも見習わないといけませんね!


クロスの法則がよくわかる「婚活女子のための、クロスの法則」 →こちら

 

大向こうが教える 歌舞伎座情報

諏内:
新しくなった歌舞伎座について教えていただけますか?
堀越氏:
この度、東銀座駅と新歌舞伎座の建物が地下でつながりました。ただし、そのまま1階ロビーには上がることはできません。一旦、地上に出て1階正面から入ることになります。少々面倒かもしれませんが、これは“儀式”と捉えています 
諏内:
やはり正面から、というのが、『今から歌舞伎座に入る』というワクワク感が高まりますね。待ち合せする際にお勧めの場所はありますか?
堀越氏:
ロビーが少々狭くなってしまいましたので、待ち合わせは回廊を上がった2階の大間がよろしいかと思います。ちょうど1階正面の上部分になります。また、歌舞伎座の外でしたら、雨の日も安心な、地下の「木挽町広場」がおすすめです。お弁当やお菓子を売る売店も多いですし、待ち時間も楽しく過ごせると思います。
諏内:
いい情報をありがとうございました。



後編では、装いのマナー、上演中のマナー、お弁当のマナーなど、気になるマナーについてお伺いします。
「大向こうから学ぶ 一歩先ゆく歌舞伎鑑賞 後編」は →こちら


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堀越 一寿プロフィール
歌舞伎大向弥生会 会員
オールアバウト 歌舞伎ガイド
幼少から歌舞伎に親しみ、25歳頃から声を掛け始める
1998年、歌舞伎大向弥生会会長から認められ同会初、二十代での会員となる
故・十八代目中村勘三郎より絶大な信頼を得、親交も深かった
著書 『大向うとゆく平成歌舞伎見物』 /PHPエル新書 (ペンネーム 樽屋壽助)
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