サバ州東海岸は危険なの?

2013年2月、サバ州東部のプランテーション内にある小さな村が、隣国フィリピンから侵入した武装勢力によってのっとられ、制圧に出動したマレーシア治安部隊との銃撃戦に発展し、警官や軍人に死傷者が出る事件が起こりました。民間人や観光客が巻き込まれることなく事件自体は三週間ほどで収束しましたが、当時はサバ州東海岸の観光施設も一時クローズするなどの騒ぎになりました。

現在はサバ州観光局からも安全宣言が出されており、東海岸各地の観光施設も通常営業に戻り沢山の観光客の方々が来られています。その一方で日本の外務省の海外安全ホームページ上ではいまだに警告が引き下げられず、2013年6月現在もサバ州東海岸エリアは「渡航の是非を検討して下さい」や「渡航を延期して下さい」に引き上げられたままになっています(コタキナバルを含めたサバ州西海岸は該当していません)。

日本の外務省としては、過去に事件が起きた以上今後何があるかわからないし、すでに警告を出してあるのでなにかあった場合は自己責任、というスタンスでしょうから、あくまで最終的な判断は旅行者本人になります。不安があればネットや旅行会社を通じて、その時期の最新の情報を収集して、旅行の計画にあたられて下さい。

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犯罪以上に気をつけたいのは交通事故

車道

一般道の制限速度は時速90km。車道の脇を歩くのは、治安の面からも避けましょう

東南アジアというとどうしてもスリやぼったくりなど、治安の心配をしてしまいがちですが、意外と盲点なのが交通事故。コタキナバルは車社会です。街は車だらけですし、しかも市街地などの制限区域以外は車の法廷制限速度は時速90km! もちろんさらに速度オーバーの車もいっぱいなので、一般道がまるで高速道路のよう。

どこへ行くにも車での移動が一般的なので、市街地から一歩出るとほとんど歩道が整備されていません。街中でも信号や横断歩道が少なく、道を渡るのは至難の業。歩行者が渡ろうとしても車は止まってくれないので、信号のない場所では必然的に車の隙をぬって渡る形になりますが、まずは地元の方がどんなタイミングで道を渡っているのかをしっかり観察した上で、無理に飛び出したりせず安全を確保して渡って下さい。

また街を出てモスクや博物館、シグナルヒル展望台など近郊のスポットに行く場合、歩けそうな距離ではありますがタクシーの利用をおすすめします。街を出ると車はびゅんびゅん走っていても歩行者がいないため急に周りにひと気がなくなります。観光客が歩いている姿は目立って犯罪のターゲットになる可能性もありますので、交通事故防止と犯罪防止の両方の観点からも市街地エリア以外は徒歩よりタクシー移動の方が安全です。

以上、コタキナバルの治安、安全面についてご説明してきましたが、基本的にコタキナバルは東南アジアの中でもマレーシアの中でも比較的治安がよくとても住みやすい平和な街です。

「道を渡るときには車に気をつける」「知らない人の家にはついていかない」「貴重品には常に気を配る」「ひと気のない夜道はできるだけ一人であるかない」……どれも当たり前のことですよね。過剰な警戒は旅の楽しさを邪魔してしまいますので、ハメを外しすぎない程度にこれらの基本的なことに気をつけて楽しい旅の思い出を作って下さい。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。