立地は抜群。街歩きにもお買い物にも便利なハイアット
ハイアットの海側はサンセットが鑑賞できる遊歩道、その隣には市場が続いています
街中にあるためリゾート感はありませんが、お買い物や街歩きにはとても便利なホテルです。ショッピングセンターや市場もすぐ目の前で、日曜日にサンデーマーケットが開催されるガヤストリート、島行きの船が出ているジェッセルトンポイントも徒歩圏内になります。
ハイアットのロビーのすぐ隣にショッピングセンター「ウィスマムルデカ」内にはレートの両替所やローカルフードが楽しめる食堂やフードコートも入っています。ハイアットのロビーを出てすぐ隣にウィスマムルデカの入口があるので雨の日でもほとんど濡れることなく移動できるのが嬉しいですね。
予算、ランク、ロケーション、ホテルからの眺めなど、全体的な位置づけはメリディアンとよく似ているので比較されがち。メリディアンは街の南側、ハイアットは北側になるので、街中で行きたい場所をリストアップした上でどちらのホテルを拠点にした方が動きやすいか、あとはどちらのホテルグループの利用ポイントを貯めたいか、といった点が決め手になるでしょう。
ハイアットの特筆すべき点として、2010年に客室を改装リニューアルして新しくなったので、そちらも詳しくご紹介します。
リニューアルされた客室は近代的で個性的なお部屋
スライド式のパーティションでお部屋と洗面台のあるバスルームエリアを分けることも可能
そして特徴的なのがアイランド式洗面台。バスルームとベッドルームの仕切りがない分、お部屋がとても広く感じます。もちろん着替えやトイレが丸見えだと困ってしまうので、スライド式のパーティションで簡単にお部屋と分けられる仕組みになっています。
そして日本人的には嬉しいのはバスルームのお風呂とトイレが分かれている点。トイレはトイレだけで独立しているので、同室の方が入浴中でもトイレを使えますし、浴室はまさに日本のお風呂と同じように洗い場+浴槽になっていて、洗い場でシャワーを浴びて浴槽でお湯に浸かれるようになっています。海外のホテルに慣れていない年配の方でも使いやすそうです。
デザイナーズホテル的なお洒落デザインで、他のホテルでは見かけない面白い作りになっているので、こんなところに収納が! パーティションが! といった隠された仕掛けを探すのも楽しめます。普通のホテルの部屋に飽きた方にはおすすめです。
バスルームをベッド側から見たところ。冷蔵庫やコーヒーメーカーなどは洗面台の下に納められています
宿泊客でなくても利用したい! レストランも充実
ハイアットは街中のホテルにしてはめずらしくホテル内の飲食施設が充実しています。吹き抜けのロビーにセッティングされたレストラン「タンジュンリアカフェ」、飲茶ビュッフェで人気の「チャイニーズレストラン」、和食の老舗「Nagisa」、外に面したおしゃれなカフェ「Mozaic」、コタキナバルの若者が集まるパブ「Shenanigan's Fun Pub」、美味しいケーキやパンが買えるベーカリー「デリカテッセン」など、リゾートホテル並みの数の飲食施設を擁しています。特にチャイニーズレストランで土日祝日の9~14時の間だけやっている飲茶ビュフェはローカルの間でも人気が高く、宿泊客以外の方にもおすすめ。もちろんホテルなので豚肉などを使わないハラル(イスラム教徒が食べれらる)仕様なのに本格的な味で、一人税込64リンギットですが飲茶以外の中華やスイーツも揃っているので大満足の内容です。
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■ Hyatt Regency Kinabalu
住所:Jalan Datuk Salleh Sulong, Kota Kinabalu
TEL:088-221234
料金:310リンギット~
アクセス:空港からタクシーで20分