マレーシアは州によって違う休日・祝日設定。
イスラム暦や旧暦で毎年日付が変わる祝日に注意!

ライオンダンス

華人人口の多いマレーシアでは1月1日の新年より旧正月のお祝いの方が盛大。旧正月が近づくとは中華風のお飾りで町中真っ赤に染まり、年が明けると花火やライオンダンスで盛り上がります

多民族国家のマレーシアでは、イスラム教、キリスト教、仏教、ヒンズー教といった多様な宗教や、それぞれの民族の祝い事が祝日になっています。ただ、州によって民族構成が異なるため、祝日の制定も州によって少し異なります。2014年、コタキナバルのあるサバ州の祝日は以下の通りです。

■2014年マレーシアサバ州の祝日
  • 1/1 元旦
  • 1/14 ムハンマド誕生日※
  • 1/31、2/1 中国正月 ※
  • 4/18 グッドフライデー※
  • 5/1 レイバーデー
  • 5/13 ウェザックデー(お釈迦様誕生日)※
  • 5/30~31 カアマタン(収穫祭)
  • 6/7 アゴン(国王)誕生日
  • 7/28、29 ハリラヤ・プアサ※※
  • 8/31 マレーシア独立記念日
  • 9/16 マレーシアデー(建国記念日)
  • 10/4 サバ州元首誕生日
  • 10/5 ハリラヤ・ハジ※※
  • 10/23 ディーパバリ※
  • 11/5 アワル・ムハラム(イスラム暦新年)※
  • 12/25 クリスマス
※印、※※印の祝日は毎年日付が変わります。
※※印の祝日は月の出方によって1日程度ずれる場合があります。

なお、サバ州では普段は土日休みの週休二日制です。(同じマレーシアでも、イスラム色の強いクランタン州、トレンガヌ州、ケダ州、ジョホール州はお祈り日である金曜と土曜がお休みなんです!)

とくに気をつけたいのはハリラヤプアサと中国正月

ラマダンマーケット

断食月の間は日没後断食が明けた後に食べるためのおかずやお菓子などを売るラマダンバザールが街中に立ち並びます。一ヶ月限定のお楽しみ。

土日祝日も通常営業のお店がほとんどなので、基本的には祝日に当たっても観光には影響ありません。ただ中には皆が一斉に休みをとるため注意が必要な時期もあります。

イスラム教徒にとって一年でもっとも重要なお祝いは一ヶ月の断食の月(ラマダン)の終了を祝うハリラヤプアサ。祝日自体は二日間ですが、イスラム教徒の方は一週間程度休暇をとり、一ヶ月ほどお祝いムードが続きます。

そしてコタキナバル人口の約3割を占める華人たちにとって重要なのは中国正月(旧正月)。旧暦の新年はマレーシアのみならずアジア各国が連休になるため、国内外からの旅行者がどっと増える時期でもあります。

この二時期だけはショッピングセンター内のテナントや街中の飲食店もお店を閉めるところが多く、街中は日本のお正月のように普段より閑散とします。

またコタキナバルのあるサバ州はキリスト教徒も多いため、クリスマス前後に休暇をとって帰省する方も多数。ハリラヤプアサ、中国正月、クリスマスの3時期は、こちらの人たちにとっての三大帰省&行楽シーズンとなります。飛行機やホテルの予約が取りにくくなったり、料金が値上がったりしますので、これらの時期にご旅行を計画される方は予約はお早めに。

断食月の観光への影響を心配される方もいらっしゃいますが、イスラム教徒以外は普段どおり食事をとってOKですし、観光客の方が利用するようなレストランは通常通り営業しているので、旅行にはあまり影響はありません。

観光客も楽しめる年間イベント

クリスマス

クリスマスが近づくとどこのショッピングセンターもデコレーションとセールに力が入ります。南国でのクリスマスは不思議な感じ?

これだけ各民族各宗教のお祝い事があるので、一年中イベント盛りだくさんなマレーシア。

町中クリスマスムードに染まったと思ったら、年が明けると旧正月の真っ赤な飾りに衣替え。5月には収穫祭で盛り上がり、ラマダンからハリラヤプアサにかけてはイスラム文化に触れられ……と一年中様々なお祭りの雰囲気を楽しめるのもコタキナバルの魅力です。

特に、旧正月大晦日前夜にセントラルマーケット周辺で開かれるチャイニーズマーケット、5/30・31の収穫祭フィナーレイベント、断食月限定のラマダンバザール、12月中旬のガヤストリートのクリスマスマーケット、年越しのカウントダウンなどは、どなたでも楽しめるイベントなので、旅行時期と重なる方は参加してみると面白いですよ。

最近はコタキナバルでの国際的なスポーツイベントの開催も増え、毎年ゴールデンウィーク時期に開催されるボルネオ国際マラソンや10月に開催されるキナバル登山マラソンは日本からの参加者も増えてきています。

マレーシア政府観光局やサバ州政府観光局のHPでも最新のイベント情報が発信されているので、旅行前にぜひチェックしてみて下さい。

参考:

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。