縁結びの神様がいるところ
JR金沢駅の隣駅の北鉄新西金沢駅で北陸鉄道「新金沢駅」へ乗り換え、山里の風景へと変わっていく車窓を楽しみながら走ること約30分。終点の「鶴来駅」に到着します。宿へ向かえば車で約5分ですが、先ずは神様へご挨拶をしましょうか。宿がある鶴来地区は、白山比め神社と金剱宮という白山七社(はくさんしちしゃ)のうち二社が鎮座する門前町。白山七社とは日本三名山の一つ「白山」を神体とした白山信仰を関係とする社のこと。白山比め神社からなら獅子吼荘まで歩いて約5分。縁結びの神様ともいわれていますから、しっかり手を合わせていきましょう。
手取川の扇状地を
スカイ獅子吼パラグライダースクール
宿の名前ともなっている「獅子吼」とは、「四宿」転じたもので、白山を開山した泰澄が4個所に宿泊した場所があったそう。とはいえ、石川県は獅子舞が盛んで鶴来の獅子舞も獅子と戦うスタイルが特徴。麓に広がる観光エリア「パーク獅子吼」には、全国の獅子頭を集めた「獅子ワールド館」があります。なかでも日本一大きい獅子頭は圧巻。エリア内には、レストラン、カフェ、手作りパン屋、石窯のピッツアなど休み処に困ることはありません。
次のページでは、お楽しみの夕食を