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洞窟風呂とウナギが自慢の宿 養老渓谷「川の家」

日本で一番遅い紅葉を迎える千葉県房総半島の養老渓谷。そんな養老川の川べりにたつ一軒宿「川の家」。洞窟風呂の黒湯で温まった後は絶品のウナギが待っています。紅葉は12月中旬まで。東京駅から二時間でいける秘境への旅。思い立つように出掛けてみませんか?

山田 祐子

執筆者:山田 祐子

旅館ガイド

日本で一番遅い紅葉

養老

養老渓谷は紅葉の名所

「今年の紅葉、忙しくて行けないかも……」。そうですね、この時期は仕事も忙しい。でも、まだ諦めないでください。

関東の紅葉名所は箱根や日光などばかりではありませんよ。日本で一番遅い紅葉を迎える千葉県房総半島にある養老渓谷では12月上旬まで楽しむことができるのです。

せっかく間に合ったのならば、宿選びにもこだわりましょう。そんな方におすすめしたいのが、洞窟風呂とウナギが自慢の「川の家」です。

ローカル線の小湊鉄道で向かえば、大型バスの渋滞にはまり「車の中から見て帰った……」などという一大観光地にあるような悲しい結末もありません。
 

ローカル電車の旅

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ローカルな小湊鉄道 ホンワカした色合が癒し系

東京駅を朝9時過ぎに出る内房線の快速に乗って、五井駅に着くのはお昼前ぐらい。そこからローカル線の小湊鉄道に乗り換えて養老渓谷までノンビリと向かいましょう。電車で1時間に2本しかありませんので時刻表のチェックはお忘れなく。

乗り継ぎの改札口にはお弁当や特産品を売るワンゴが出ているので、車中のお昼ご飯にするのもいいでしょう。可愛らしい小湊鉄道オリジナルグッズはお土産にするのもいいですね。駅前には飲食店やスーパーが揃っているので、お昼ご飯や買い物をすることもできます。

養老

小湊鉄道オリジナルのサクマドロップ 懐かしい~

鉄道の有人駅では今では見ることが少なくなった硬券がつかわれています。パチン!とはさみを入れてもらうあの切符です。五井駅から養老渓谷の往復であれば2日間有効の往復割引券(1700円)がお得です。

クリーム色とオレンジ色の昔懐かしい列車に乗り込んだら、養老渓谷駅に向かって出発進行!
 

着いたのは猫の駅

養老

駅につくと駅員?!がお出迎え

宿がある養老渓谷は、千葉県房総半島の市原市を流れる養老川上流にある渓谷。四季折々の自然が楽しめるハイキングコースが整備され、なかでも紅葉狩りは格別です。

1時間ほど電車に揺られながら養老渓谷駅に到着。ホームに降りると猫猫猫……。
この養老渓谷駅の駅長駅員はなんと猫。電車が着くと眠たそうにお迎えしてくれるんです。猫好きにはたまらないです。

駅から宿までは、電車の到着に合わせて出る路線バスがありますが、宿の送迎車を予約しておくのがよいでしょう。徒歩でも行くことはできますが、30分くらいはかかります。

 次のページでは宿に到着!

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