退職前に考えておきたい医療保険の保障見直し
国保の内容も確認しておこう
退職後は医療費がかさむことを考えたら、少しでも早い時期に将来の安心できる備えを確保しておきたいものです。まずは公的な制度部分で、職場で加入している健康保険と退職後加入するかもしれない国民健康保険の給付内容の違いを確認してみましょう。在職中は職場で加入している健康保険にある付加給付や労災保険、福利厚生制度等で何かと守られているものです。それらがなくなることで困るなら、何らかの備えを新たに確保した方がよいです。
また、公的な制度だけでは備えとして心細いなら、治療費のために貯蓄をしておくとか、医療保険やがん保険に加入する等して不足分に備えるとよいです。医療保険で備える場合は、加入できる年齢の制限はあまり心配ないものの、加入できる健康状態にあるかどうかは大きなポイントになります。思わしくない場合は、今まで加入していた生命保険があれば、健康状態の告知なしに保障内容を変更できないかどうか確認してみるのも一つの手です。
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