もし病気やケガで入院することになった時、何日くらい入院することになるのかは、誰でも気になるところです。いつどんな病気やケガをするかはわかりませんが、平均的な数値を知っておけば、備え方の参考にもなり、仕事への影響度合いもイメージしやすくなります。本記事では、厚生労働省『患者調査の概況』の統計結果から、入院の平均像をまとめてみました。

厚生労働省の『患者調査の概況』は、3年ごとに全国にある医療施設を対象に入院や通院患者の調査していて、調査結果は多くの保険会社が医療保険等のパンフレット等で使用しています。このほど、最新の『平成23年(2011年)患者調査の概況』が発表されました。

※今回の調査では、東日本大震災の影響で、宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏、福島県の医療施設では調査を実施していないため、集計した数値はこれらの地域を除いたものとなっています。

平均入院(在院)日数は32.8日

下記は調査対象期間中(平成23年9月1日~30日)に退院した患者の平均入院(在院)日数を、昭和59年から3年ごとの推移で表したものです。
退院患者の平均在院日数の年次推移

(画像はクリックで拡大します)退院患者の平均在院日数の年次推移(総数)
資料:厚生労働省『平成23年患者調査の概況』
※宮城県の石巻医療圏、気仙沼医療圏及び福島県を除いた数値

平成23年の平均入院(在院)日数は32.8日となりました。前回の平成20年に比べて2.8日(約8%)短縮しています。平成2年から短縮傾向が続いており、21年間で12日も短縮しています。100万人以上の入院患者が平均してこれだけ短縮していることから、入院にかかわる医療費はかなり削減されていると推測できます。

次のページでは平均入院日数を更に性別と年齢に分けて、もう少し細かく表してみました。