多くの人が加入している国民健康保険ですが、病気やケガで度々使う人もいれば、健康でほとんど使わない人もいるかと思います。でも国民健康保険の内容を十分に理解している人は少ないのではないでしょうか?病気やケガをした時の備えとして保険会社の医療保険や預貯金等は有用ですが、それ以上に役に立つのが医療費の7割を負担(3歳~70歳未満の場合)してくれる健康保険です。

そこで、いざと言う時に慌てる事のないよう国民健康保険の内容をおさらいしておきましょう。

国民健康保険とは?

国民健康保険は、病気やけがをしたときに備えて、加入者がお金を出しあい医療費の一部にあてる助け合いの制度で、各区市町村が運営しています。

どんな人が加入するの?

勤務先の健康保険(健康保険組合や共済組合等)に加入している人や、生活保護を受けている人を除くすべての人が国民健康保険に加入しなければなりません。自営業の人や、退職して職場の健康保険をやめた人(任意継続は除く)、外国人登録をして1年以上日本にいる予定の人等が゛該当します。外国人登録をして1年以上日本にいる予定の人も同様です(旅行等で一時的に滞在している場合を除く)。

国民健康保険への加入手続きは有事から14日以内にする必要があります。退職した時や子供が生まれた時など忘れずに手続きしましょう。

保険料はどうなっている?

国民健康保険料を(国民健康保険税としている区市町村も有り)決める計算式があります。所得・人数・世帯・資産内容の4つの項目に応じて各区市町村が係数を決めて算出しています。財政状況に左右される為、住んでいる区市町村によって保険料はかなり異なります。

■所得割
世帯の所得に応じて計算されます。

■均等割
国民健康保険の加入者数に応じて計算されます。

■世帯割
1世帯あたり定額で設定されています。

■資産割
所有している固定資産に応じて計算されます。

保険料の例を挙げますと、福岡市では、所得割が加入者全員の平成18年中の基礎控除後の総所得金額×13.01%、均等割りが28735円×加入者数、世帯割が33217円となっていて、資産割は設定されていません。また東京都武蔵野市では、所得割が武蔵野市は市民税所得割額の計×1.75倍、均等割が25800円×加入者数となっていて、世帯割と資産割は設定されていません。資産割は兵庫県明石市(固定資産税額×13.00%)や姫路市(固定資産税額×9.3%)等で設定されています。

保険料をコンビニで払える市町村も増えてきました
保険料をコンビニで払える市町村も増えてきました
年間の保険料には上限があり、最高限度額を53万円または56万円としていることが多いです。保険料の払い方も区市町村によって異なり、「6月~翌年3月の10回払い」「7月~翌年3月の9回払い」「7月~翌年2月の8回払い」等で1年間の保険料を払う事になっています。口座振替や納付書による支払いが一般的ですが、最近はコンビニエンスストアでも払えるようになってきています。


国民健康保険にはどんなサービスがあるの?