これまでのものに改良を加えたMIYAGI KOGYOの内羽根式キャップトウです。ヴァンプとクウォーターの切り返しやトウキャップの位置は、正に原点回帰と呼ぶに相応しいものです。税込み4万9350円(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)こちらはデザイン全体に流麗なリズムを感じる内羽根式のフルブローグです。ヒールカウンターの線がヴァンプとクウォーターの切り返し線にかぶさる意匠は、昔の靴では暫し見られたものです。税込み5万2500円(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)甲周りのモカシン縫いの丁寧さに兎に角驚かされるUチップです。土踏まずより前のコバ周りを斜めに面取りし、そこに目付けを施しスリム感を強調するなど、細かい演出にも手を抜いていません。税込み5万4600円(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)ストラップ系ではダブルモンクをリリースしました。トウキャップの線の位置と2つのストラップの位置とがほぼ等間隔に並び、バックルも目立ち過ぎないものを採用しているので、非常にスッキリとした印象に仕上がっています。税込み4万9350円(JR大阪三越伊勢丹 紳士靴売場 TEL:06-4301-3934)上に乗せた細身のボールペンとの対比で、踵周りの小振りさがお解りいただけると思います。二の甲より上の靴の稜線を内踝側にかなり寄せ、外踝側のトップラインをより低めに設定しているのもこのブランドの靴の特徴です。トウシェイプはいつの時代も裏切らない・裏切られることのないアーモンドトウです。その外踝側のカーブは従来のものに比べ敢えて僅かに緩やかに設定していますが、決してコロコロ丸くはなり過ぎてはいません。あくまでオーバル・アーモンド的なスリムな形状であるところに、革靴現役世代向けの商品であることを実感できます。側面から眺めると、つま先から履き口にかけての造形が微妙な緩急を伴って行われているのに気が付きます。土踏まず部もしっかり絞り込まれています。アッパーをつり込むのには相当難しい形状の木型だと思うのですが、それを何気なくやってのけてしまう所に製造元の実力が垣間見えます。この写真の記事を読む※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。