フランス語/フランス語アーカイブ

旅で使える簡単なフランス語 3 「いいですか」etc

外国語はフレーズとなると、身構えて覚えにくいことがあるものですよね。簡単なことばの使い方を覚えておくと、なにかのときに便利です。ここでは、いろいろな場面で使えることばとして、「いいですか?」「結構です」「どういたしまして」を表現できる、3つの言い方をご紹介します。

モワソン 久恵

執筆者:モワソン 久恵

トラベルフランス語ガイド

イメージ画像

パリの象徴、エッフェル塔

今回は、

・Je peux ? (ジュ プー)
・Non, merci. (ノン メるシー)
・De rien.  (ドゥ りヤン)

の3つの言葉をご紹介します。




「いいですか?」 Je peux ?

日本語では「いいですか?」と聞くことはあまりないかもしれません。
何を「いいですか?」と聞くんだろう。または、なぜ「いいですか?」とたずねる必要があるのだろう、と思われる方もいらしゃるかもしれません。コミュニケーションの好きなフランスでは、いろいろな場面で、その時々に確認をとることは、広い意味でのマナーのひとつと捉えていただければと思います。

本当は文章やフレーズとしては、「~してもいいですか?」の「~しても」の部分が大事ですが、「いいですか?」だけでも案外使えるものです。

一番わかりやすい例は、買物をするときです。
スーパーやデパート、チェーンの大型小売店など、セルフ・サービス型のお店では構いませんが、個人の商店や市場などでは、通常お客さんが勝手に商品に手を触れるのを好みません。
高価なものや食料品の場合は特に嫌がられることが多いようです。

そこで、触れる前、手に取ってみる前に、
Je peux? (ジュ プー / いいですか?)
と聞いてみましょう。

ブティックを営む友人達の話では、「どこの国の旅行者でも、無言で店内に入り、何も言わずに商品に触り、無言で出て行くのが一番感じが悪い」そうです。
初めは言いづらいかもしれませんが、Je peux? と聞いてみてください。
もしかしたら、「こっちのほうがステキよ」とか「ここからのほうが良く撮れるよ」などと声をかけてもらえることがあるかもしれません。

もうひとつ Je peux? と聞いていただきたいのは、写真を撮るときです。


イメージ画像

写真を撮るにも Je peux? と聞いてみましょう。

観光中、町やお店でかわいい商品やすてきなものを見つけたら、思い出の一部としてカメラに収めたいものですよね。
でも、勝手に撮影するのではなく、可能な限りJe peux? と聞いてみましょう。カメラを見せながら聞くとわかりやすいと思います。

子供の写真を撮りたいときにも、親御さんや傍にいる大人に
Je peux? と聞いてください。

Je peux? と聞いていただきたい理由は、次のページで説明します。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます