awai HIGASHIYAオープン!

西麻布にオープンした着物サロン「awai HIGASHIYA(アワイヒガシヤ)」。和菓子とお茶、お酒が楽しめる茶房が併設されており、伝統とモダンの調和した、和の衣食住が楽しめます。

着物の「awai」 と和菓子の「HIGASHIYA」

「awai HIGASHIYA」

「awai HIGASHIYA」

東京・西麻布の複合施設「le bain(ル・ベイン)」に4月12日にオープンした「awai HIGASHIYA」。1897年創業の博多織の織元を母体とする着物ブランド「awai(アワイ)」と和菓子店「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」が協業する着物サロンです。
「awai HIGASHIYA」

「awai HIGASHIYA」

awaiが特に力を入れているのは現代人が日常的に着る着物。awai HIGASHIYAには、博多織の帯地を使った名刺入れや懐紙入れ、iPad入れなどの日本の伝統的な素材や工芸技術を活かした小物や、スーツ生地やニットを使用したこれまでの常識にとらわれない和服が並びます。

伝統をベースにしながらも型に捕らわれない物作り。HIGASHIYAとの共通点です。

茶房で楽しむ和菓子とお茶、そしてお酒

茶房

併設の茶房は全7席。ゆったりとした時間を楽しみたい

awai HIGASHIYAのコンセプトは、衣食住を総合的に楽しむ和のサロン。awaiが衣を、HIGASHIYAが食と住(空間)を担います。2003年に東京・目黒区青葉台にオープンし、現在は銀座に本店を構えるHIGASHIYA。awai HIGASHIYA 併設の茶房では、HIGASHIYAの代表作の「ひと口果子」、「季節の道明寺羹」、「羊羹」が楽しめます。茶房のお菓子は持ち帰りは出来ませんが、お土産用に最中やおこし、豆菓子など、日保ちのするお菓子が販売されています。帯や小物の間にさり気なくディスプレイされていますので、どれがお菓子でどれが小物か楽しみながら探してみてはいかがでしょう。
玉露

福岡・八女の「玉露」お菓子付(1470円)

お菓子と並び、力を入れているのはお茶。特にawai縁の九州のお茶が充実しています。たとえば鹿児島・知覧の深蒸煎茶や宮崎・五ヶ瀬の釜炒り茶など。今回は、中でもおすすめという福岡・八女の玉露、さえみどりを選びました。独特の深い旨味と濃厚な甘み、まろやかな口当たりが贅沢です。3煎まで勧められ、居心地の良さからつい長居してしまいました。丸ごと味わってほしいからと、今後は3煎淹れた後の茶葉に大分のポン酢をかけて供する予定なのだとか。
菓子見本

お菓子は丸重箱の見本から選ぶ。左から「ひと口果子」「羊羹」「季節の道明寺羹」

合わせて選んだお菓子は季節の道明寺羹、「桜の道明寺羹」。もっちりとした道明寺生地に桜葉の塩漬けが刻み込まれていて、目にも爽やか。もっちりとした道明寺に香る桜葉と塩味は春の余韻。葉桜の時期にぴったりの甘味です。

ちなみに「ひと口果子」は、全12種類の中から日替わりで3種類ほどが用意されます。古代、菓子が果実や木の実だったとされることに因み考案された生菓子で、果物や木の実、野菜などをたっぷり使って作られています。ナツメヤシに発酵バターと胡桃を挟んだ「棗(なつめ)バター」や、こし餡でマカダミアナッツを包んだ「牡丹鼠」など、他では味わえない独創的なものばかりです。
桜の道明寺羹

「桜の道明寺羹」

お酒にもよく合うのにと思いながら、お茶とお菓子のメニューをふと裏返すと福岡・久留米の酒蔵「杜の蔵」の日本酒や焼酎をはじめとするお酒のメニューを発見。気分に応じてお茶にお酒に。様々な選択肢があるのは嬉しいものです。ちなみにお茶を淹れるお水は杜の蔵のお酒の仕込み水と同じものを取り寄せているのだそう。玉露の味がとりわけまろやかに感じられたのは、同じ産地の水を使っているためでしょうか。

聞けば5月に華道家を招き、お茶と和菓子を楽しみながらのワークショップを企画中とのこと。今後は茶房とその向こうに広がる屋外スペースを使い、日本文化に関わる様々な教室やイベントを開催する予定があるそう。日本文化の新しい情報発信の場としても注目したい和のサロンです。


<店舗情報>
awai HIGASHIYA(アワイヒガシヤ)
所在地:東京都港区西麻布3丁目16番28号 le bain 1階 
東京メトロ日比谷線 六本木駅1a出口、ヒルズ出口より徒歩約10分
電話:03-5786-0024
営業時間:11:00~19:00
席数:7席
定休日:月曜日・年末年始

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