トモダチコレクションって何が面白いの？(2ページ目)

トモダチを集めて1つの島で暮らしたら

トモダチコレクションは、Miiを作るところからはじめます、Miiがいなければはじまりません。WiiからMiiを連れてくることもできますが、トモダチコレクション用の設定があります。1つは、声。トモダチコレクションのMiiはしゃべるのです。もう1つは性格。行動はゆっくりしているか、キビキビしているか、考え方は慎重か、楽観的か、などなど、いくつかの項目を設定していきます。

設定したMiiは、舞台となる島にあるマンションに住むことになります。自分のMii、奥さんのMii、友達のMiiなど、どんどん作ってはマンションに住まわせていきます。住んでいるMiiを直接操作することはできませんが、例えば食べ物や洋服をあげたり、悩み事を聞いてあげることで仲良くなることができます。

ただし、食べ物や洋服には好みがありますし、悩み事も解決できるとは限りません。蚊がいるからとって欲しいと言われ、うまく蚊を潰せずに、顔をバチバチ叩いてしまった時の奥さんのMiiの顔を見ると、どうしてもニヤニヤしてしまいます。

好みのものをあげたり、上手に悩みを解決していくと、歌を唄ってくれるようになったり、口癖を覚えさせたり、色んなことをしてくれるようになります。

何が起きても面白い

そうやってたくさんのMiiを住まわせて、ゆるく関わりながら、そこで起こる出来事を眺めるのがトモダチコレクションの楽しみ方です。

ある日は島にあるランキング掲示板の、モテ男ランキングや、モテ女ランキングを見て、自分の順位があがっているかドキドキしてみたり、インテリア屋さんで友達のMiiの部屋をコーディネートするべく悩んでみたり、毎日流れるMiiのニュースに思わず笑ったり。

現実世界で夫婦のMiiがいて、旦那さんの方のMiiから奥さんのMiiに告白したいと相談を受ける、なんてことも起こります。背中を押して、2人が付き合いだすと何かちょっと嬉しい気分に。しかしそこに登場する取引先の部長のMii、先ほどの奥さんのMiiに気がある模様。これはヤバイ、刃傷沙汰かもと諦めるよう説得します。

最初に性格を設定しているので、なんとなく実際の人物に近い行動をしてくる、なんてことが多々あります。そんな時は、思わず「おお～」と思うんですが、逆に本物だったらまずしないだろうというアクションを取ることもあって、それはそれでギャップに笑ってしまうのが、このゲームのうまくできているところです。

ほとんどは他愛の無い出来事ばかりなんですが、その全てにMiiが絡むことで、異様にシュールになったり、ドキドキしたり、感情移入できたりするんですね。気がつくと、しょっちゅうMiiの様子を眺めてはちょっかいを出すようになっています。

DSの頃から、他のゲームには無い不思議な面白さを持っていたトモダチコレクショですが、3DSではそれがさらにパワーアップして登場します。しかも、トモダチコレクションと3DSはとても相性がいいのです。