日本のスタンダードとは全く違うRPG

Fallout4の図

核戦争後の荒廃した世界で生き延びるRPG

「Fallout 4」というゲーム、ご存知でしょうか。ゲーマーの方であれば、名前くらいは知っている人も多いんじゃないでしょうか。でも、みんなが遊んだことがあるかと言えば、そうでもないはずです。Falloutシリーズは海外では大変な人気で、最新作のFallout 4はPlayStation4、Xbox One、そしてPC用として発売され、リリース初日の出荷が1,200万本と、文字通り桁違いの売れ方をしていますが、日本ではどちらかというと人を選ぶ部類のゲームに入ると思います。

正直に言って、不親切ですし、バグも多く、必ずしもユーザーを丁寧にエスコートしてはくれません。しかしそれでも、世界中で多くの人がハマっていることも事実で、遊び続けずにはいられない魅力がそこにはあります。中には、海外のゲーム自体がイマイチという方もいらっしゃるとは思いますが、合う合わないはともかくとして、それだけたくさんの人がハマっているゲームがどんなものなのか、知ってみて損はないはずです。というわけで、最新作のFallout 4について、ご紹介してみたいと思います。

ですが、Fallout 4はあまりに膨大なコンテンツを持っている為、そのすべてをお伝えしようとすると、すごく駆け足になってしまいます。そこで今回は、成長システムについてだけ、説明してみたいと思います。そう、Fallout 4には成長システムがあるのです、RPGなのです。実はRPGだということも、知らなかった人がいるんじゃないでしょうか? そして、日本のスタンダードなRPGとは全く考え方の違う独特な面白さがあります。

一見普通の成長システム

FF13の図

これだけ聞くと、日本のRPGと比較してもそんなに大きく違うようには感じないかもしれません

Fallout 4がRPGだということを知らない人、実は結構いたんじゃないでしょうか。敵を倒したり、クエストをクリアしたりすると、経験値がもらえて、プレイヤーキャラクターを成長させることができます。

プレイヤーキャラクターには「S.P.E.C.I.A.L.(スペシャル)」という7つのステータスがあります。それぞれのアルファベットがステータスの頭文字になっていて、例えば、SだったらStrengthで、力の強さを表します。IだったらIntelligenceで頭の良さ、AはAgilityで敏捷性、という具合です。この7つのステータスが10段階まで強化でき、Strengthをあげていけば近接攻撃が強化されていったり、物を持ち運べる総重量が増えていったりする、というように基本の能力があがっていきます。

成長要素にはもう1つありまして、「Perk(パーク)」という、一般的なゲーム用語で言えばスキルと置き換えると分かりやすいかもしれないですね。成長することで特別な能力を手に入れることができます。Perkを手にいれるには対応するS.P.E.C.I.A.L.の値とレベルが条件になっています。ステータス1で手に入るPerkから、最大の10必要なPerkまで、1つのステータスにつき10種類のPerkがあります。S.P.E.C.I.A.L.は7つですから、合計で70個のPerkがあります。さらにPerkは同じ種類でもランクがあり、ランクを上げていくと能力がさらに向上します。

プレイヤーキャラクターのレベルがあがると、S.P.E.C.I.A.L.のどれかを1つあげるか、それともPerkのどれか1つを獲得するか、選ぶことができます。経験値をためて、レベルをあげて、ステータス向上させ、欲しいスキルを取っていく、ここまできくと、わりと普通の成長システムに聞こえるんじゃないかと思います。しかし問題はPerkです。