妖怪ウォッチと仮面ライダー

ジバニャンの図

絶好調の妖怪ウォッチ。最近はどこに行ってもジバニャンを見かけますよね。

夏に発売された「妖怪ウォッチ2 元祖/本家(以下妖怪ウォッチ2)」は出荷本数で300万本を超え、2014年12月13日には3バージョン目となる「妖怪ウォッチ2 真打」が登場、ということで、相変わらず大変な勢いの妖怪ウォッチシリーズ(以下妖怪ウォッチ)。

子ども達に大人気のRPGであり、たくさんの妖怪を集めて戦わせるというスタイル、そしてアニメのヒットなどから、同じくポケモンを集めて戦わせるポケットモンスターシリーズ(以下ポケモン)と比較されることが多いですよね。ガイドも、妖怪ウォッチ関連について教えて欲しいと言われると、「第二のポケモン」になるか、ということを必ずと言っていい程聞かれます。

実は前にも一度、ゲームの内容的な視点から、妖怪ウォッチとポケモンは違った方向を向いているということをお話したことがありました。

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今度は、売り方から、妖怪ウォッチのお話をしてみたいと思います。妖怪ウォッチの売り方、あるいは売れ方を見ていると、ポケモンよりも別のコンテンツに非常に近いんですね。それは、平成仮面ライダーです。平成仮面ライダーと類似点を比較してみると、妖怪ウォッチの売れ方がどのようなものなのか、浮かびあがってきます。

妖怪ウォッチと変身ベルト

DX妖怪ウォッチの図

玩具のDX妖怪ウォッチは大変な人気でした

ポイントになるのは、兎にも角にも玩具です。妖怪ウォッチの原作はゲームであり、仮面ライダーはテレビドラマで新しいシリーズを発表し続けていますが、両者がクロスする舞台は玩具です。そして、玩具を無視しては妖怪ウォッチのブームは語れません。妖怪ウォッチ関連の玩具を発売しているバンダイナムコゲームスは11月6日にそれまで通期で70億円と予想していた妖怪ウォッチ関連の売り上げ予想を上方修正、なんと400億円との見通しを発表しました。

そもそも妖怪ウォッチは、玩具にする前提で「妖怪ウォッチ」という、妖怪が見える不思議な時計をゲームに登場させています。劇中に登場するキーアイテムを、玩具として売る前提でデザインし、子どもたちがそれを手にすれば、まるで物語の中に入り込めるような気分になる、こういう玩具の作りは平成仮面ライダーシリーズのそれにそっくりです。

平成仮面ライダーの対象年齢は幼児から小学校低学年程度と、妖怪ウォッチとピッタリ。このぐらいの年の子どもたちがごっこ遊びをするのにピッタリのアイテムというわけです。

そしてさらに似ているのは、妖怪ウォッチに装着するメダルの存在です。