フレンチ/東京のレストラン

アルカナ東京KARATO 「KITTE」の注目店(3ページ目)

2013年3月21日、旧東京中央郵便局敷地内のJPタワーに、商業施設「KITTE(キッテ)」がオープンしました。館内には全国各地から集まった飲食店が目白押し!同店も大阪で4年連続ミシュラン星付きを誇る「リュミエール」唐渡泰シェフが東京初進出を果たしたフレンチレストランです。今回はオープン記念のディナーコースをご紹介します。

岩谷 貴美

執筆者:岩谷 貴美

グルメガイド

メイン「国産牛肉のロティ」

メイン「国産牛肉のロティ」

3~4kgの牛ロースの塊肉は200度を切る温度で約2時間かけて肉汁が外に出ないようにゆっくり火を通したもので、とっても柔らか。ただし、脂部分は肉に旨みだけを移してそぎ落としているので、お皿には赤身のお肉だけが盛られています。そのままソースだけで食べても十分に美味ですが、キャベツの甘みとベーコンの塩分のバランスが良いピューレが旨みをプラスし、山葵のパウダーがほんのり大地の香りを散らします。

「3~4kgもある塊肉を仕入れられるのは約100席もある大規模レストランだからこそなんです。今までの店はこんなに大規模では無かったのですが、実はこういう料理をやってみたかったんです」と、嬉しそうに話すシェフの表情がとっても生き生きしていらっしゃいました。こんなに楽しそうに作られたお料理が美味しくないわけがありません。

そして、ここにも野菜がたっぷり添えられていて、カボチャのピューレを敷き詰めた器に盛られた様々な野菜もさらにお肉の味わいを引き立てます。
デザート「春の香り」

デザート「春の香り」

デザートはミルクチョコレートのムースとバニラアイスをフランボワーズやストロベリーなど赤い果実のソースに浮かべ、フレッシュのフランボワーズや食感の良いクランブルを散らし、ひなげしのジュースを泡にしてフンワリかぶせたもの。これも色々な素材の食感や香りの一体感を楽しめる華やかで印象的なレストランならではのデセールです。


糖質を制限し、独自の技術を駆使して調理された野菜をたくさん食べられるというだけでも魅力的なのに、舌だけでなく目でも楽しめるお料理はどれも独創性がバツグン。
本当に野菜の食感や味わい、香りをいかし切る唐渡シェフの技に脱帽でした。
尚、今回ご紹介したオープン記念ディナーコース(5800円 税サ別)は5月中旬くらいまでの予定。それぞれのお料理は単品でも楽しめますが、このコースはかなりお得なので、早めのご予約がオススメです。

■アルカナ 東京KARATO
住所: 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー6F
電話:03-6256-0864
営業時間
[月~土]ランチ 11:00~16:00(L.O.15:00)、カフェタイム 15:00~18:00、ディナー&バー 18:00~23:00(L.O.22:00)
[日]ランチ 11:00~16:00(L.O.15:00)、カフェタイム 15:00~18:00、ディナー&バー 18:00~22:00(L.O.21:00)
不定休 (JPタワーに準ずる)
地図:Yahoo!地図情報
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます