3. 資金

これは言わずもがな、です。初年度納入金は、大学院ですと、国立で82万円私立文系で110万~130万円私立文系で150万円前後が相場と言われています。
これには教科書代は含まれていませんので、指定教科書や文献などで、本代が別にかかります。教科書代については、必要な本をいつでも買えるように別途予算計上しておくという人もいます。
進学時までに最低でも初年度納入金+10万円(本・資料代)は準備しておきたいところです。

また通学にあたっては、自宅や職場の近くであれば問題ありませんが、離れている場合は別途交通費がかかります。公共交通機関を使う場合の定期代については定期乗車券通学証明書を学校に発行してもらえば学割がききますよ。

ちなみに、雇用保険加入者で条件を満たせば最大10万円が受給できる教育訓練給付制度や、社会人も受けられる奨学金制度(日本学生支援機構や大学独自の奨学金)、出身校に再び進学するOB/OG向けの入学金免除や授業料減免制度など、様々な資金サポートがあるので、これらは学校選びの際に合わせて調べておきましょう。

大学・大学院Net
http://www.keikotomanabu.net/college/article/guide/d71-050_03.html

4. 家族の理解

最後に、意外に見落としがちな家族の理解について触れておきたいと思います。
独身一人暮らし、という方であれば、ここは特に問題ありませんが、家族と同居の方、子育て世代などは注意が必要です。

まず、進学目的と合わせて、学ぶための費用がいくらかかるのか、また生活スケジュールがどのように変化するかなどを家族に伝え、理解を得る必要があります。なぜ、今、進学するのか、という目的を、自分がやりたいから、ではなく、例えば「大リストラ時代を生き抜くにあたって将来への備え」など、家族へのメリットに置き換えて伝えられればすばらしいですね。

例えば夫婦+小さな子供世帯で、夫が進学する場合、子育ての負担は妻にかかってくることが容易に考えられます。また授業や試験勉強などに休日を充てるなど、家族の時間が激減する家庭もあるでしょう。期間限定であること、修了後はどのような自分および家族にとってどんなメリットがあるか等、目的を伝えるのと同様に、家族へのプラスポイントを具体的に伝えられればベターです。

仕事と勉強の両立生活においては、中だるみやつらい時期もありますから、そんなときに応援(配慮)してくれる家族がいるかどうかは、成功できるかどうかに大きくかかわってくると思います。
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