漬物は野菜と思って食べたらダメ?
野菜だと思って漬物を食べていたのに知らない間に塩分過多に。
塩分ってどれくらい摂っていいの?
もちろん塩分は身体にとって必要なもの。厚生労働省の『日本人の食事摂取基準』2010年版によれば1日に必要な塩分は、男性が9.0g未満、女性が7.5g未満なのに対し、一日あたりの平均摂取量は男性が11.5g、女性が10.0g。和食は味噌汁に魚塩焼きに塩辛に漬けもの、味付けは醤油。知らないうちに食塩摂取過多になってしまいます。多くの日本人は塩分を摂りすぎているのです。市販のカップラーメンの成分表に書いてある「ナトリウム2g」などには気をつけてください。「塩分2g」のことかと勘違いしてしまう表記ですが、これがトラップ。ナトリウムは塩分にすると「1g=2.54g」だから「ナトリウム2g=塩分5.08g」。カップラーメン1杯の塩分量は、商品にもよりますが、5gもあります。汁まで飲んだら、1日の半分以上の塩を摂ったことになってしまうのです。ファミリーレストランの坦々麺は塩分12gなんてこともあります。これからはレストランではカロリーだけじゃなく、塩分量もチェックしましょう。
では塩分を摂り過ぎたときにはどうしたらいいのでしょう。