季節の変わり目の「乾燥」をオイル美容で乗り切る!
オイル美容を賢くオールインワンにするための選び方・使い方、おすすめのオイルをご紹介します。顔に水分をつければつけるほど乾燥する?
湿度が高いところから低いところへと水は移動します。濡れた洗濯物や水を張った洗面器を置いて部屋の乾燥対策をするのもこのメカニズムを利用しています。では肌に水をつけるとどうでしょう? 肌に水をつけると周りの空気よりも湿度が高くなるため肌から周りの空気へと水分は移動し乾燥します。さらにその際に「気化熱」も発生! 気化熱とは液体の物質が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです。肌に水をつけるほど液体が蒸発しようとし、その際、水が肌体温をうばって蒸発しようとするので肌の温度も下がり、より乾燥してしまいます。お風呂に入ると乾燥するのはこのためです。
乾いている肌には水より、まず油分を補う!
最近流行っている「洗顔後すぐにつける導入美容液」や「洗顔後すぐにつける乳液」は乾燥肌の人にとても人気です。乾いている肌は水より、保湿成分や油分を求めているためです。もちろん肌の角質層には水分が必要ですが、それは”肌に水をつける”ことで叶うわけではなく、体内から肌へと移行した”生体内の水が蒸発しすぎない”ように肌表面にバリアを作ることが大切なのです。
日焼けによる炎症やアトピー性皮膚炎などで皮膚科を受診すると「皮膚を乾燥させないように」とアドバイスされ、ワセリンなどの油分で肌にフタをするケアをすすめられます。化粧水をたっぷりつけましょうと指導されることは滅多にありません。
大人気! オイル美容に火がついた3つの理由
自分にあったオイル美容で乾燥対策
1. オーガニックブームで植物性100%の優秀なオイルが増えている
2 .オイル1本で乾燥肌をしっとりさせる効力がある
3 .オイル美容は優秀なオールインワンコスメになる(オールインワンゲルより美容効果が高くコスパもいい)
季節の変わり目の乾燥ケアにはピッタリのオイル美容。上手に選べばシワ対策や毛穴対策、敏感肌対策などトラブルケアも同時にできてしまいます。自分に合ったオイル美容を探してみましょう。