手作りの薪窯で故郷のパンを焼く
千葉県八千代市に薪窯を設えた小屋で自家製酵母のパンを焼くフランス人がいると聞いて、訪れました。「ある日、地元民しか通らない裏道を通ったら、いつもの牛舎がなくなっていて、畑の向こうにあの不思議な看板が見えたので、のぞいてみたのです。それから時々パンを買うようになりました」。今回の取材の機会を作ってくれた人はThierry Siaud(ティエリ シオ)さんとの出会いをそう語ります。
畑の向こうに看板が
ティエリさん
裏庭のパン焼き小屋
ここでパンを焼く
自宅の庭で自家製の薪窯、自家製の酵母でパンを焼くフランス人、ティエリさんのお店を取材しました。
清水 美穂子
パン ガイド
2001年より、美味しいパンのある日常の愉しみ、パンとそれをとりまく人々の物語など、bread+something good(パンと何かいいもの)をテーマに執筆。興味があるのは職人の仕事と伝統文化。パンを愉しむ企画のコーディネイト、執筆多数。雑誌、書籍にて活動中。
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ティエリさん
裏庭のパン焼き小屋
ここでパンを焼く