ノンケのみなさんに贈る二丁目ガイド(4ページ目)

上手に二丁目を楽しむために

ノンケ男性が行くキャバクラやガールズバー、女性が行くホストクラブなどに比べると、二丁目のお店は本当にリーズナブルだと思います。怖い人もいないし、ぼったくりとかもありません。お店の方たちはお値段以上にサービス精神旺盛に、フレンドリーに楽しませてくれてるはずです（それは、たぶんですが、二丁目のゲイたちは昔から苦労してきているがゆえに、優しいというか人がいいというか、みんなで楽しみましょう～♪的なノリの人が多いのです）。なので、二丁目で遊ぶノンケさんたちもぜひ、そういう優しさやノリのよさに「つけこむ」のではなく、お友達になる気持ちで、キレイに上手に楽しんでいただきたいと思うわけです。

そこで、老婆心ながら、いくつか、バーで呑むときのマナー（注意事項）をお伝えしたいと思います。

＜ゲイバーで呑む時に気をつけたいこと＞
・お店も商売でやっているので（お友達のお家のホームパーティではないので）、1杯で2時間ねばるとかはやめましょう。
・ゲイのお客さんも入り混じって呑むシチュエーションも頻繁にありますが、どんなセックスするの？みたいなことをいきなり聞いたりするのは失礼ですので、やめましょう。
・ママはたくさんの人を同時に相手しています。ので、ママを独占してお話しようとするのはやめましょう（「かまってちゃん」にならないこと）
・ノンケ男性の方は「オレがオレが」ノリにならないよう、気をつけましょう。また、ニューハーフなど「心は女性」な方へのセクハラはNGです。きちんとレディとして扱いましょう。

＜上級テク？＞
・お店にずっと通っていると、ゲイのお客さんがどういうノリで、どういう会話を求めているかが、だんだんわかってきます（空気を読める方、自分をオトして笑いが取れる方は素質アリです）。ゲイのお客さんに気に入られるようになったらしめたもの（パスポートを手に入れたも同然）。あなたはもう、二丁目のメンバーです。
・ママやミセコさんがバタバタして忙しいとき、ちょっとした気配り（灰皿を取ってあげたり、みたいな）ができるようになると、いい子だわ～と褒めてもらえ、株が上がると思います。
・ある程度お店に慣れてきたら、ママやミセコさんに（そんなに高いものじゃなくていいので）お誕生日にお花やプレゼントを贈ってみましょう。客からもらった高級なプレゼントを質屋に入れるような人は二丁目にはいませんので（笑）、きっと喜んでくれるハズです。そして、あなたのことを大切なお友達として見てくれるようになると思います。

いろいろ書きましたが、いちばん大事なのはゲイフレンドリーってことです。そこをクリアしている方はだいたいOK。というわけで、二丁目ライフをエンジョイしてみてください。GOOD LUCK！