会話が止まる事態を打破する方法が、実は「捨てる」ことだった!?
このように、知らない間に囚われている「常識」から解放される方法は、実は「捨てる」ことを意識することにあります。捨てるものはいくつもあるので、追々アップしていきます。
本日は、私の経験での例。
イギリス留学中、授業で動物園の話が出たとき。
私は「キリン」を英語で何というのか分からず、「えーと……」と悩んでいました。
すると、隣のギリシャ人の少年に「日本人は、黙って座っていろ」と言われたのです。
悔しくて、発言に自信をなくしました。
今になって、辞書を開けば、答えは書いてあります。
そう、キリンは、「giraffe」
早速単語帳に「キリン」=「giraffe」と書き映して、暗記をしようと試みます。
しかし、私はこの「giraffe」さえ覚えていれば、もうこのような思いをしなくて済むのでしょうか?
単語力さえあれば…というのは、ただの思い込み
答えはNO。実は、「単語力が英語力」という常識に囚われていたかつての私は、その後ひたすら暗記を繰り返します。
しかし、一向に「分からない単語がない」状態にはなりませんでした。
「なんでこんなに分からない単語ばっかりなの?」
悩み続けたある日、英語上級者の言葉を分析していて気がついたのです。
それは、スラスラと単語がでてくるように聞こえる英語上級者は、分からない単語や表現に行き詰まった時、問題の回避方法を知っている、ということでした。
「捨てる」ことで、英語は話せる!
ショックを受けた私は、それからひたすら彼らの英語を分析し続けます。
そして、まとめ上げたノウハウ。それが、切り捨て英語術です。
例えば、「giraffe」が出てこないのであれば、直訳を捨てて、
「Tall animal, long neck, yellow」
(背が高くて、首が長い黄色の動物)
と発言すれば、その場を乗り切ることができるのです。
いつも知らない単語を覚えることに必死になるばかりの英語学習にサヨナラをしてみませんか。
これから、みなさんを「捨てる」英語の世界へご案内します!