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働き方別! ママのお小遣いと買い物事情(2ページ目)

よく、「ママは、自分のお小遣いはあまりない」と言われたりしますが、ママが仕事をしているかどうかによっても、差があります。また、買い物の仕方も、働き方によって随分異なります。では、実際にどれくらい違うのでしょうか? 今回は、ママの働き方とお小遣いの関係、日常の買い物方法の違いについて、具体的な数字でご紹介します。

平野 直子

執筆者:平野 直子

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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ママの支払い方法、スマート派? マメ派?

小銭はかさばるし、会計時に時間がかかるのよね……

小銭はかさばるし、会計時に時間がかかるのよね……

最近は、電子マネーやクレジットカードを使えるお店が、大変増えてきました。以前は、カード払いをするのは、ある程度まとまった金額の買い物の時、という印象でしたが、これだけ利用できるお店や支払い方法が増えると、少額でも抵抗なく利用できます。

前出の調査によると、どの働き方のママでも、8割以上の人がクレジットカードを、3割以上の人が電子マネーを利用していることがわかりました。その中でも特に割合が高かったのは、フルタイムのママで、平均よりもそれぞれ7%ほど高くなっていました(クレジットカード:91.8%、電子マネー:37.9%)。通勤等で外出の際、お財布の中に小銭が増えてしまうと、かさばって重たくなってしまいます。また、支払い時に小銭の出し入れで時間がかかるのを防ぎたい、ネットで買い物をするので現金は使わない、という人もいるでしょう。フルタイムママには、スマート派が多いのかもしれません。

一方、パート・アルバイトのママが、他のママより割合が高かったのが、クーポンや割引サービス、ショップカードの利用率です。詳しくは、次の表をご覧ください。
博報堂「こそだて家族研究所」調査レポートVol.2「ママのワークスタイルと消費」編より図表作成(クリックすると拡大表示します)

博報堂「こそだて家族研究所」調査レポートVol.2「ママのワークスタイルと消費」編より図表作成(クリックすると拡大表示します)


特に「店舗や街頭で配られるクーポン」の利用率は、全体平均よりも7%上回っています。そういえば、ドラッグストアなどで買い物をした時に、「次回使えるクーポン」をもらうことがあります。ガイド平野も、念のため、そのお店のカードと一緒にケースに入れておくこともありますが、結局、対象期間内にお店に行かず、使わなかったことが多くあります。

もしかしたら、パートやアルバイトの方は、ある程度決まった時間に通勤できるので、該当期間内に計画的にクーポンを利用しやすいのかもしれません。時給換算でお仕事をしているので、限られた予算を大切に使おう、という意識も人一倍あり、クーポン類をマメに有効活用されているのでしょう。

>>価格差へのこだわり、どれくらい?

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