価格差へのこだわり、どれくらい?
このチラシのお店、安いけど仕事帰りじゃ寄れないな……
差が見られたのは、買い物に行く前に、買い物リストを作ったり、事前にチラシを確認する割合で、最も高かったのは、専業主婦の方です。その他、数円・数十円の価格の差に敏感だと答えた割合も最多です。パート・アルバイトの方も、チラシの確認や価格差への感度など、専業主婦の方と近い割合なのですが、買い物にかけることができる時間、という点では、さすがに専業主婦の方が多いのでしょう。
一方、フルタイムの場合は、買い物にかけられる時間が限られているので、「あまり比較検討せずに、決まった銘柄(ブランド)ばかりを買う」(37%)、「多少高くなっても、信頼できるメーカーのものを購入したい」(58%)という割合が高いです。そういえば、私も、毎日食べる食品や洗剤などの消耗品は、他の銘柄も開拓したい気持ちもありつつ、迷っているよりは慣れている方をと、大体同じ銘柄を手にしています。「この前のお店より、ちょっと高い?」と思いつつ、数円の違いなら「ま、いっか」と買ってしまうことも多いのではないでしょうか。そうはいっても、価格を気にしていないわけではなく、いずれの働き方の人も、価格差には敏感という方が半数以上でした。
買い物と資産運用の意外な関係
今の価格は、これから上がる? 下がる?
例えば、定期預金などを預ける時や、住宅ローンを借りる時などの金利に対する感度も、その1つ。比較する時間が取れるならば、他に有利な金融機関がないかどうか、探してみましょう。
逆に、積立定期や積立投資信託などは、時間がない方にもピッタリです。多少の金利差や基準価格の差は気にせずに、毎月定期的に積み立てると、効率的に貯めることができます。FXやデイトレーダーなど、数円・数十円の価格差に振り回されることは、あまりお勧めしませんが、「お金や運用のことは苦手」と思い込まず、ご自分の働き方、得意分野を活かして、これからも賢いお金の使い方(+殖やし方)をしていってください!
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