6日目 ツェルマット滞在
ツェルマットを拠点に、登山電車やゴンドラなどの山岳交通機関が、観光客やハイカーを展望台まで運びます。中でも人気はゴルナグラート展望台。マッターホルンやスイス最高峰のモンテローザをはじめ、富士山よりも高い4000メートル級の名峰がずらりと肩を並べます。ツェルマット滞在中のプランは、「ユングフラウとツェルマットをまわる10日間」も御覧ください。
7日目 ツェルマット~(1時間10分)~フィスプ~(30分)~シュピーツ~(25分)~インターラーケンオスト~(20分)~ラウターブルンネン~(20分)~ミューレン
ツェルマットからフィスプとシュピーツで列車を乗り換え、ユングフラウ地方を目指します。ユングフラウ地方の登山口となるのがインターラーケン。インターラーケンオスト駅でさらに登山電車に乗り換えます。シュピーツからインターラーケンの区間は、鉄道の替わりに湖船での移動も可能。鉄道からは見えなかった名峰ユングフラウの優美な姿を船上から見ることができます。ミューレンはユングフラウ地方にある小さな可愛い村。ガソリン車乗り入れ禁止の静かな山岳リゾート地として、近年注目を集めています。
8日目 ミューレン(ユングフラウ地方)滞在
ミューレンは、名峰アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山を眺めるのに絶好の地点。この村自体がビューポイントとも言えますが、ロープウェイやケーブルカーを利用してさらに迫力のある展望地点を目指すことができます。人気の展望台がシルトホルン。山頂にあるレストランは、建物自体がゆっくりと回転するため、同じ場所から360度のアルプスのパノラマを楽しむことができます。
もうひとつおすすめの展望台がアルメントフーベル。シルトホルンと比べると、訪れる人は少ないのですが、その分ぐっと静かです。ユングフラウ地方の名峰に囲まれた、ガイドもお気に入りの場所。夏は一面に高山植物が咲き誇る別天地となります。
9日目 ミューレン(ユングフラウ地方)滞在
登山電車やロープウェイを乗り継いで、ユングフラウ地方の他の展望台にも足を伸ばしてみましょう。ユングフラウヨッホをはじめ、メンリッヒェンやフィルストなど、行ってみたいビューポイントはたくさんあります。ハイキングと組み合わせるのも良いでしょう。10日目 ミューレン~(ゴールデンパスライン経由/約4時間)~モントルー~(20分)~ローザンヌ
ミューレンか、ゴールデンパスラインと呼ばれるスイス絶景ルートを通り、ローザンヌを目指します。ミューレンを朝早めに出発すれば、午後にはローザンヌに到着できます。レマン湖地方の主要都市、ローザンヌは活気溢れるフランス語圏の町。町全体が華やかでお洒落な雰囲気で、ツェルマットやミューレンなどの山村とは違う趣です。旧市街の高台にある大聖堂を訪れた後は、ショッピングを楽しみましょう。ローザンヌはまた、国際オリンピック委員会の本拠地にもなっています。