ユングフラウ地方の起点、インターラーケン(地図1)

ユングフラウ地方のパノラマ地図

ユングフラウ地方のパノラマ地図

ユングフラウ地方の起点、インターラーケン。画像提供:スイス政府観光局

ユングフラウ地方の起点、インターラーケン。画像提供:スイス政府観光局

インターラーケンは、ユングフラウ地方で一番大きな村。トゥーン湖とブリエンツ湖の二つの湖の間に位置しています。村の大通りにはホテル、レストラン、おみやげ店などが立ち並び、いつも観光客で大賑わい。

村のメインストリートの真ん中にあるのが、堂々とした建物がひときわ目を惹くデラックスホテル「ヴィクトリア・ユングフラウ・グランドホテル&スパ」。ホテルの前の広々とした牧草地の先には、名峰ユングフラウがその優美な姿を見せています。

インターラーケンには二つの鉄道駅があります。ひとつは村の中心のインターラーケン・ヴェスト(西駅)。そしてもうひとつが、登山電車への乗り換え駅となるインターラーケン・オスト(東駅)。インターラーケン・オストから登山電車を利用して、ユングフラウ地方をまわることができます。

インターラーケンを出た登山電車の次の駅はヴィルダースヴィル。インターラーケンにはない静けさが漂う牧歌的な村です。ユングフラウ地方をまわるアクセスも良く、ガイドおすすめの宿泊地です。

日本人観光客に絶大な人気、グリンデルワルト(地図2)

グリンデルワルトに向かう登山電車。左側の山はヴェッターホルン

グリンデルワルトに向かう登山電車。左側の山はヴェッターホルン

インターラーケンを出て約30分。登山電車がグリンデルワルトに近づく頃、名峰アイガーの雄姿が姿を現します。いよいよ「スイスアルプスにやって来た」という実感が迫ってくることでしょう。

グリンデルワルトは日本の観光客に特に人気の村。まわりには緑の牧草地が広がり、さらにそのまわりを、アイガーやヴェッターホルンをはじめとするスイスアルプスの山々が取り囲んでいます。上高地や乗鞍高原などがある長野県松本市(旧安曇村)と姉妹都市で、日本語の観光案内所も駅の近くにあります。

村のメインストリートにはホテル、レストラン、お土産店などが立ち並び、いつもおおぜいの観光客で賑わいます。とは言っても、大通りを一歩外れると、とても静かな山間の村。ときおり立ち止まって名峰アイガーを仰ぎ見ながら、のんびりと村の散策を楽しみましょう。

グリンデルワルトには、かって氷河が村の手前まで迫っていました。現在は少しづつ後退していますが、時間に余裕があれば二つの氷河の近くまで足を伸ばしてみましょう。

 

滝が流れ落ちる谷底の村、ラウターブルンネン(地図3)

氷河が削り取った地形はU字谷と呼ばれる

氷河が削り取った地形はU字谷と呼ばれる

インターラーケンを出た登山電車は、途中で二手に分けれます。左側に向かえば、グリンデルワルト。右側はラウターブルンネンに向かいます。

ラーウターブルンネンは、谷の底に位置する村。切り立った岩壁から流れ落ちる、幾筋もの滝が印象的です。登山電車の駅から見えるのは、シュタウプバッハの滝。数あるラウターブルンネンの滝の中でもひときわ美しく、崖の上から舞うように落ちる水しぶきに、誰もが目を奪われることでしょう。

 

静かな村、ヴェンゲン(地図4)とミューレン(地図5)

ミューレン付近から見るユングフラウ三山

ミューレン付近から見るユングフラウ三山

ラウターブルンネンで別の登山電車に乗り換えて、ヴェンゲンに上がることができます。ヴェンゲンはガソリン車乗り入れ禁止の、静かな山のリゾート。村の中を行き交うのは、まるで歩行者に遠慮するかのように、ゆっくりと、そして静かに走る電気自動車。ヴェンゲンの村からは、名峰ユングフラウの優美な姿をじっくりと眺めることができます。

ラウターブルンネンの谷を挟んで、ヴェンゲンの反対側に位置するのがミューレン。ラウターブルネンからロープウェイと山岳鉄道を利用して行くことができます。(注1)ミューレンは、崖の上にへばりついたように見える小さな村。ヴェンゲン同様、ガソリン車は乗り入れ禁止の村で、ユングフラウ三山の美しい姿を見ることができます。

ヴェンゲンやミューレンでの宿泊では、アルプスの懐に抱かれて、静かな雰囲気をじっくり満喫して下さい。

注1:ラウターブルンネンからバスで谷奥のシュテヒェルベルグへ。ここからロープウェイを乗り継いで、ミューレンへ行くこともできる。