スイスの秋(9~10月)の魅力とは

秋のスイスイメージ画像

夏の間おおぜいの観光客が行き交う有名観光地も、秋には落ち着きを取り戻す

スイスの観光シーズンと言えば夏が中心ですが、秋のスイスも隠れた魅力に溢れています。スイスの山岳地帯では、8月の後半になると気温も序々に下がり、既に秋の気配が漂いはじめます。ここでは秋のスイスの魅力と、この時期おすすめの観光スポットをご紹介します。

スイスで楽しむ紅葉ハイキング

スイスの秋、ハイキング風景

スイスの紅葉は全体的に黄色く色づく

紅葉と言えば真っ赤に染まる木々をすぐに連想しますが、スイスの紅葉は全体的に木々が黄色く色づきます。空気が澄んだ秋は、山もくっきり見えるため、スイス旅行におすすめの季節。

9月に入ると標高の高い山岳リゾート地付近では、カラマツやイチョウ、カエデなどが黄や赤に染まりはじめます。年によって微妙に異なりますが、一番の見ごろは10月上旬頃。夏のハイシーズンは観光客で賑わう人気の観光地も、この時期はいたって静か。新雪が降り、うっすらと雪化粧をした山を眺めながら、鮮やかに色づく木々の中をのんびり歩くことができます。

 

秋のエンガディン地方

エンガディン地方では、色づく木々と湖が絶妙のコントラストを描く

紅葉ハイキングにおすすめなのは、サンモリッツを中心とするエンガディン地方。そしてツェルマットやサースフェーなど有名山岳リゾートがあるヴァレー地方です。特にエンガディン地方は、標高が約1800mと他のエリアよりも高く、黄色く色づく木々と湖のコントラストが見事。葉を黄色く染めるレルヒ(ヨーロッパカラマツ)の樹林が多いスイス東部のダヴォスも、秋の滞在に適した山岳リゾートです。

 

黄金色に輝くブドウ畑

秋の葡萄畑(レマン湖地方)

レマン湖の北岸は、太陽に恵まれた地域

せっかく秋に訪れるなら、レマン湖地方もぜひ訪れたいもの。秋のレマン湖は、北岸に階段状に連なるブドウの木が見事に色づき、黄金色に輝きます。特に世界遺産のラヴォー地区は、わざわざでも訪れる価値あり。

美しいブドウ畑を縫うようにハイキングコースが整備されているので、のんびりと散策を楽しみましょう。時間があれば、この地域に何軒もあるカヴォー(ワインバー)のひとつに立ち寄ってワインを味見するのも良いでしょう。

秋はレマン湖地方をはじめ、スイス各地のワイン生産地ではブドウの収穫祭(ワイン祭り)が開かれます。スイスのワイン祭りで特に有名な場所と2011年の予定は以下の通り。
  • ヌーシャテル(スイス西部、ヌーシャテル州) 2011年9月23~25日
  • メンドリージオ(スイス南部、ティチーノ州) 2011年9月23~25日
  • リュッサン(スイス西部、ジュネーブ州) 2011年9月17~18日