小型LED器具で高級感のある寝室・浴室を実現(2ページ目)

リラックスできる浴室照明の演出 

最近では、浴室の照明にこだわりを持つ方も増えており、リラックスできる雰囲気が求められています。特に30分以上の長時間過ごすのであれば、間接照明や調光機能付きなど工夫したいものです。

写真4は、浴室の展示で、防湿型のLEDダウンライト（手前がφ55ダウンライト、壁面間接器具の横は70角のユニバーサルダウンライト）と、特注のリフレクターを備えたライン形器具（防湿型）で壁面を間接照明しています。

ところで、浴室の照明では、カタログに「防湿型」または「防雨・防湿型」と記載されている器具を選びます。屋外用の「防雨型」「防滴型」と紛らわしいですが、違いは下記になります。

・防湿型・・・浴室や洗面など湿気が多い場所で使用できる器具で、屋外使用は不可。器具に直接水をかけると絶縁不良となる可能性もあります。掃除の際などに、シャワーをかけてしまわないようにご注意下さい。

・防雨型・・・軒下・壁面など屋外で使用。（鉛直から両側60°の範囲で、噴霧した水に対応）

・防滴型・・・風の影響のない軒下など雨が直接かからない屋外で使用

また、写真4右側の縦ルーバーは、上部にラインライトが設置され、ルーバー側面を照明していました。（※防湿型ではなく屋内専用）ルーバーの間に発光部がくるように特注で素子のピッチを指定できるため、建築のデザインに合わせて照明を組み込むことが可能です。（写真5）

LEDは、白熱灯や蛍光灯の代替えとして、それらと同じ器具形状で開発されることも多いですが、このように小型で自由度の高いという特徴を生かした器具が、近い将来主流になることを期待したいです。

※製品についての詳細は、株式会社ライティング創のWebサイトをご参照下さい。

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