寝つきが悪くなる原因は光にある?

寝室照明例

写真1.就寝前は、室内の明るさを控え目に

質の良い睡眠は健康には欠かせないものですが、「寝つきが悪い」「途中で何度も目が覚めてしまう」など睡眠に関する悩みは多く、不眠症の方は日本では5人に1人とも言われています。

眠れない原因は、体の不調やストレスなど様々ですが、光が眠気を覚ましている場合もあります。寝室の照明計画を考える際には、以下の3点に参考にして下さい。

 

寝室のブラケット照明例

写真2.高めにブラケットをつけた例(c)Hiroshi Tanigawa
 

1、全般照明の明るさの目安は15~30lx(ルクス)
寝室の照度基準(JISの照明基準総則)は、全般照明で15~30lxです。一般的にシーリングライトで「-畳用」という器具を選ぶと平均照度で100lx程度を目安としているため、寝室で使用すると明るすぎることになります。

ワンルームの場合など多目的な部屋では、就寝前は、天井照明を消灯又は調光し、枕元にスタンドライトを置くと良いでしょう。

2、光源が見えない位置に器具を取付
ダウンライトやブラケット器具は、ベッドについた視線で器具内のランプが直接見えない位置に設置します。そのためダウンライト器具はランプができるだけ奥に入っているタイプを選び、目線から離れたベッドの足元側や、クローゼットの近くに付けるとよいでしょう。またブラケット器具はベッドのヘッドボード側に取り付く場合が多いですが、空間とのバランスや光の効果を考えた位置に取り付けることが望まれます。(写真2)

 

寝室照明例

写真3.セードが光らないスタンドライト例

3、まぶしくない器具を選ぶ
お休み前に眩しい光が目に入ると眠気を覚ましてしまうことがあります。特に寝つきが悪い方は、スタンドライトなどもセードが光らずに光だけが空間に広がる器具もおすすめです。(写真3)

次のページでは、「寝室のための照明器具 PHハット」についてご紹介します。