まさに建物すべてが世界遺産「オルタ美術館」
ブリュッセルの世界遺産としてはグランプラスが有名ですが、こんな世界遺産もあります。市の中心部から少し離れていて、トラムに乗って行きました。かつて、アール・ヌーヴォーの巨匠ヴィクトル・オルタの自宅兼アトリエだった「オルタ美術館」。1898年から1901年にかけて建てられたそうです。建物はもちろん、壁画やモザイク装飾、家具、ステンドグラスなど、すべてがオルタの設計です。
日本人の観光客は少なかったのですが、現地の方や他のヨーロッパの国から来ている観光客が並んでいました。建物の中は撮影禁止。階段が狭いので、入場の時に荷物を預けます。
優雅な曲線を描く階段がとても素敵でした。建物の造りも、内装も、インテリアもどれも素晴らしく、ため息が出ました。こんな素敵な建物、日本ではお目にかかれないでしょうね。建物すべてが美術館というのも、すごいなと思いました。
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■オルタ美術館
住所 : 25, Rue Americaine - 1060 Bruxelles(Saint-Gilles)
開館時間:14:00~17:30
休館日:月曜日、1/1、復活祭、5/1、キリスト昇天祭、7/21、8/15、11/1、11/11、12/25
ホームページ:オルタ美術館
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