緑に囲まれてガウディを堪能! 「グエル公園」
元々はガウディのパトロンであった実業家グエル氏の広大な住宅跡地、それがガウディやガウディの弟子たちによって公園に生まれ変わったのだそうです。公園のいたるところにガウディの建築デザインが散りばめられており、また、公園内には実際のガウディ自身の住居だった「ガウディの家博物館」があります。
こちらは公園なので、他のガウディ関連の施設とは異なり無料です(ただしガウディの家博物館は有料:5.5ユーロです)。
公園を歩いていると、地元住民と思われる人たちがペットを連れて散歩をしている姿もあり、全体的にのんびりとした空気が流れています。
この地域はバルセロナの中でも山側にあたるエリアで、公園も市街を見下ろす山の手にありますので、坂がたいへん多いです。途中にはガウディの弟子ジュジョールがデザインをしたベンチや、夕日が見える丘などたくさん休憩できるポイントがありますので、休みながら歩くと良いでしょう。
美術館巡りやショッピングに飽きたら、公園でのんびりしてみるのはいかがでしょうか?
■グエル公園
・行き方:地下鉄3号線レセップス駅またはバイカルカ駅から徒歩15分程度
・営業時間:10:00~20:00(10月~3月は18:00まで)
・注意点:公園内にはアクセサリーなどを売る露店が多く出店していますが、その多くが違法なんだそうです。何らかのトラブルに巻き込まれないためにも、これらのお店での買い物は控えるのが賢明でしょう。
※上記データは記事公開時点のものです。