傷みやすいもやしをどうやって保存すれば長く美味しく食べられるのか、大実験!
『節約の味方・もやしを食べつくせ!【調理編】』では、最も美味しく食べるための茹で方・炒め方を調査しています。ぜひ併せてご覧ください。
もやしを美味しく保存しよう
2/4に購入したもやし。消費期限は2/6となっています。わずか二日で食べ切らなくてはなりません!
では、できるだけ長く、かつ美味しく保存するためにはどうしたらいいか。いざ実験! 冷蔵と冷蔵にわけて、以下の方法で比較してみました。
<冷蔵>
■袋のまま
■そのまま
■茹でる
■水と一緒に
<冷凍>
■そのまま
■茹でる
■水と一緒に
もやしの冷蔵保存、何日でどうなる?
消費期限が短いことでもわかるように、冷蔵庫に入れているだけではあまり日持ちしないことはすでにわかっていることですが、それぞれ比較検討するために、次の4つの方法で冷蔵保存してみました。毎日チェックし、食べられそうにない状態になる日数を調べてみます。■袋のまま
買ってきた袋ごと冷蔵保存。3日までははっきりとした変化がありませんでしたが、4日目で水分が出てきました。袋を開けると、日を置いたもやし特有のニオイも強く食べる気になりません。色もやや茶色がかっています。
■そのまま
袋を開けて、さっと洗い、水気をよく切ってからラップに包んで冷蔵庫に保存。袋のまま保存したときよりは日持ちし、1週間でも水っぽさはありません。ただし、ラップを開けると嫌なニオイがして、色も茶がかっています。食べることはできそうにありません。
■茹でる
茹でてから、水気をよく切り、ラップに包んで冷蔵庫に保存。5日目で水っぽくベチャベチャになり、やはり嫌なニオイがしています。色も茶色く濃くなり、食べられそうにありません。
■水と一緒に
容器に水と一緒にもやしを入れて、冷蔵保存。水は毎日交換しました。一週間経ってもシャキッとしていて、色の変化もなく、ニオイもありません。実際に茹でて、炒めて調理してみたところ、買ってきたばかりのもやしと味や食感の違いはほとんどなし。この方法なら、消費期限を過ぎても美味しく食べることが可能です。ただし、長く水につけて保存しておくと、せっかくの栄養が水に流れてしまうとも言われています。
【もやしの冷蔵、一番長く保存できたのは?…水と一緒に冷蔵庫】
数日で変色・変質しやすいもやしも、水にひたして冷蔵保存すれば、食感や味が長く損なわれません。ただし、栄養価が落ちている可能性はアリ。
次のページでは、もやしを冷凍する場合、最も美味しく食べられる保存法と調理法を探してみました